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これがあなたへの主からのしるしです。主は約束されたこのことを成就されます。

7月17日(月) 今日は詩編18篇と、イザヤ書38~39章を読みましょう。 [そのとき、イザヤに次のような主のことばがあった。「行って、ヒゼキヤに告げよ。あなたの父ダビデの神、主は、こう仰せられます。『わたしはあなたの祈りを聞いた。あなたの涙も見た。見よ。わたしはあなたの寿命にもう十五年を加えよう。わたしはアッシリヤの王の手から、あなたとこの町を救い出し、この町を守る。』これがあなたへの主からのしるしです。主は約束されたこのことを成就されます。] (イザヤ38:4~7) 明日からは、イザヤ40章から55章に入ります。 モーセを通して律法を与えられたイスラエルの民は、大変宗教的な民族となりました。子供の時から律法を教えられ、唯一の幕屋(神殿)を中心に生活していました。当然信仰熱心な人もいました。逆に不信仰な人もいました。そんな中で「神の御心を語る人」が自然発生的に出ました。その人をヘブライ語で「ナービー」といいますが、日本語では「預言者」と訳しています。有名な預言者のところには弟子が集まり小さな学校のようになり、先生が死んでも同じ流れをくむ学校のようなものは続いたと思われます。 明日からもお楽しみに!

私を、ひとみのように見守り、御翼の陰に私をかくまってください。

7月16日(日) 今日は詩編17篇と、イザヤ書34~37章を読みましょう。 「アッシリアを恐れるな!アッシリアに屈するな!」と預言しています。 以上のようにイザヤ書は歴史的に順を追っては書かれていません。 色々な預言がバラバラにまとめられています。 39章までが一区切りです。 「ヒゼキヤ王の家来たちがイザヤのもとに来たとき、イザヤは彼らに言った。「あなたがたの主君にこう言いなさい。主はこう仰せられる。『あなたが聞いたあのことば、アッシリヤの王の若い者たちがわたしを冒涜したあのことばを恐れるな。今、わたしは彼のうちに一つの霊を入れる。彼は、あるうわさを聞いて、自分の国に引き揚げる。わたしは、その国で彼を剣で倒す。』」 (イザヤ37:5~7) 「神よ。私はあなたを呼び求めました。あなたは私に答えてくださるからです。耳を傾けて、私の申し上げることを聞いてください。あなたの奇しい恵みをお示しください。立ち向かう者から身を避けて右の手に来る者を救う方。私を、ひとみのように見守り、御翼の陰に私をかくまってください。」 (詩篇17:6~8)

朝ごとに、私たちの腕となり、苦難の時の私たちの救いとなってください。

7月15日(土) 今日は詩編16篇と、イザヤ書30~33章を読みましょう。 「あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。あなたの御前には喜びが満ち、あなたの右には、楽しみがとこしえにあります。」 (詩篇16:11) 「主よ。私たちをあわれんでください。私たちはあなたを待ち望みます。朝ごとに、私たちの腕となり、苦難の時の私たちの救いとなってください。」 (イザヤ33:2)

ああ。エフライムの酔いどれの誇りとする冠

7月14日(金) 聖書通読は今日から第29週に入ります。 今日は詩編15篇と、イザヤ書26~29章を読みましょう。 北王国滅亡の預言がなされます。 ここでは北王国が滅ぼされることを文学的に表現しています。 (エフライムというのは、12部族の一つの名でしたが、この頃から北王国の代名詞のように用いられました。) 「ああ。エフライムの酔いどれの誇りとする冠、その美しい飾りのしぼんでゆく花。これは、酔いつぶれた者たちの肥えた谷の頂にある。見よ。主は強い、強いものを持っておられる。それは、刺し通して荒れ狂う雹のあらしのようだ。激しい勢いで押し流す豪雨のようだ。主はこれを力いっぱい地に投げつける。エフライムの酔いどれの誇りとする冠は、足の下に踏みにじられ、肥えた谷の頂にあってこれを美しく飾る花もしぼみ、夏前の初なりのいちじくの実のようになる。だれかがそれを見つけると、それを手に取って、すぐのみこんでしまう。」 (イザヤ28:1~4)

それゆえ、東の国々で主をあがめ、西の島々で、イスラエルの神、主の御名をあがめよ

7月13日(木) 今日は詩編14篇と、イザヤ書23~25章を読みましょう。 「ああ、イスラエルの救いがシオンから来るように。主が、とりこになった御民を返されるとき、ヤコブは楽しめ。イスラエルは喜べ。」 (詩篇 13:7) 「それゆえ、東の国々で主をあがめ、西の島々で、イスラエルの神、主の御名をあがめよ。」 (イザヤ24:15)

倒れた。バビロンは倒れた。

7月13日(水) 今日は詩編13篇と、イザヤ書20~22章を読みましょう。 バビロンの滅亡を語り、エドムについての預言をします。 また、いやし難しいエルサレムの罪、シャブナ(シュナブ)の罷免など。 「ああ、今、戦車や兵士、二列に並んだ騎兵がやって来ます。彼らは互いに言っています。『倒れた。バビロンは倒れた。その神々のすべての刻んだ像も地に打ち砕かれた。』と。」(イザヤ21:9)

わたしの民エジプト、わたしの手でつくったアッシリヤ、わたしのものである民イスラエルに祝福があるように。

7月11日(火) 今日は詩編12篇と、イザヤ書17~19章を読みましょう。 エジプトの審判や、終わりの日の和解を語ります。 エジプトが刑罰の対象から祝福の対象へと進んでいく神の計画を段階的に語ります。 エジプト人は審判を通して主を知り、主への信頼へと入る。 さらにそれはアッシリア救済にまで拡張さる。 イスラエルはエジプト、アッシリアとともに世界の平和と繁栄を支える存在となる。 と語ります。 「その日、エジプトからアッシリヤへの大路ができ、アッシリヤ人はエジプトに、エジプト人はアッシリヤに行き、エジプト人はアッシリヤ人とともに主に仕える。その日、イスラエルはエジプトとアッシリヤと並んで、第三のものとなり、大地の真中で祝福を受ける。万軍の主は祝福して言われる。『わたしの民エジプト、わたしの手でつくったアッシリヤ、わたしのものである民イスラエルに祝福があるように。』」 (イザヤ19:23~25)

一つの王座が恵みによって堅く立てられ

7月10日(月) 1都8県に、熱中症の危険性が極めて高くなる危険な暑さが予想されるとして、「熱中症警戒アラート」が出たそうです。守られますように。 今日は詩編11篇と、イザヤ書13~16章を読みましょう。 「一つの王座が恵みによって堅く立てられ、さばきをなし、公正を求め、正義をすみやかに行なう者が、ダビデの天幕で、真実をもって、そこにすわる。」 (イザヤ15:5)

その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。

7月9日(日) 大雨や土砂災害、厳しい暑さにお気をつけください。祈っております。 さて、今日は詩編10篇と、イザヤ書9~12章を読みましょう。 イザヤは不信仰な南北両王国への神の審判を語りました。しかし、いつも将来の明るい希望も語ります。これがイザヤ書の特徴です。もちろんイザヤは700年後、イエス・キリストにおいて成就されることまでは知りませんでした。ただ神のみぞ知る予言でした。ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。 「ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」 (イザヤ9:6) 「エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。この方は主を恐れることを喜び、その目の見るところによってさばかず、その耳の聞くところによって判決を下さず、正義をもって寄るべのない者をさばき、公正をもって国の貧しい者のために判決を下し、口のむちで国を打ち、くちびるの息で悪者を殺す。正義はその腰の帯となり、真実はその胴の帯となる。」 (イザヤ11:1~5)

ここに、私がおります。私を遣わしてください。

7月8日(土) 今日は詩編9篇と、イザヤ書5~8章を読みましょう。 イザヤは南王国ユダに第9代のウジヤから第12代の王ヒゼキヤの時代にわたって活動しました。だいたい紀元前740年頃から700年後まで、約40〜50年間になります。北王国滅亡が紀元前722年ですから、ちょうど前後ということで大変難しい時代であったことがわかります。南王国ユダはアッシリアの猛攻の前に全土が敵の手に落ちましたが、城壁に囲まれたエルサレムだけは持ちこたえました。突然アッシリアは国内事情のために撤退し、奇跡的に滅亡をまぬがれました。 イザヤは神殿で仕えていた祭司でした。ある日神殿の中で不思議な体験をして預言者とされました。そのことを回想してここに書いています。「神の聖さ」がイザヤの信仰の中で特に強調されます。また、神が栄光に輝く神であることも強調しました。 「すると、私のもとに、セラフィムのひとりが飛んで来たが、その手には、祭壇の上から火ばさみで取った燃えさかる炭があった。彼は、私の口に触れて言った。『見よ。これがあなたのくちびるに触れたので、あなたの不義は取り去られ、あなたの罪も贖われた。』私は、『だれを遣わそう。だれが、われわれのために行くだろう。』と言っておられる主の声を聞いたので、言った。『ここに、私がおります。私を遣わしてください。』」 (イザヤ6:6~8)