ブログ – ページ 20 – 聖書検定協会公式サイト

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天の神ご自身が、私たちを成功させてくださる。

6月1日(土) 今日で聖書通読は23周目を迎えます。 今週で、創世記以来長かった17巻の歴史書を終えます。 最初の大山を越えることになります。 今日は、ネヘミヤ記の1~3章を読みましょう。 ネヘミヤは、まだ困難極める復興作業をしているエルサレムを助けに行きたいと、ペルシアの王に頼みます。ネヘミヤは捕囚の民の一人でしたが、ペルシア王の民に出世していました。 「あるとき、私は夜中に起きた。ほかに数人の者もいっしょにいた。しかし、私の神が、私の心を動かしてエルサレムのためにさせようとされることを、私はだれにも告げなかった。また、私が乗った獣のほかには、一頭の獣も連れて行かなかった。」 (ネヘミヤ記2:12) 「私は彼らにことばを返して言った。『天の神ご自身が、私たちを成功させてくださる。だから、そのしもべである私たちは、再建に取りかかっているのだ。しかし、あなたがたにはエルサレムの中に何の分け前も、権利も、記念もないのだ。』」 (ネヘミヤ記2:20)

私たちは罪過の中であなたの御前におります。

5月31日(金) 今日でエズラ記は終わりです。しかし話はネヘミヤ記へと続きます。 エズラ記8~10章を読みましょう。 神殿もできて後、50年以上の歳月が流れました。偉大な宗教指導者のエズラがかえってきました。紀元前458年のことです。そして、他民族との結婚を禁止して、宗教的純粋さを守ろうとします。 「イスラエルの神、主。あなたは正しい方です。まことに、今日あるように、私たちは、のがれた者として残されています。ご覧ください。私たちは罪過の中であなたの御前におります。このような状態で、だれもあなたの御前に立つことはできないのに。」 (エズラ記9:15)

ダリヨス王は命令を下し、宝物を納めてあるバビロンの文書保管所を調べさせた

5月30日(木) 今日は、エズラ記5~7章を読みましょう。 いろいろな困難がありましたが、ペルシア王の援助によって神殿ができます。 紀元前515年に完成したことになります。 のちにこの神殿を大掛かりに改修した神殿にイエス・キリストも行かれます。 ソロモンの建てた神殿を「第一神殿」と言い、 この神殿を「第二神殿」と言います。 「それで、ダリヨス王は命令を下し、宝物を納めてあるバビロンの文書保管所を調べさせたところ、メディヤ州の城の中のアフメタで、一つの巻き物が発見された。その中に次のように書かれていた。『記録。クロス王の第一年に、クロス王は命令を下した。エルサレムにある神の宮、いけにえがささげられる宮を建て、その礎を定めよ。』」 (エズラ記6:1~3)

すべてのイスラエル人は、自分たちのもとの町々に住みついた。

5月29日(水) 今日から、エズラ記が始まります。 今日は、エズラ記1~4章を読みましょう。 バビロン捕囚(第二の出エジプトとも言われる)となっていたユダの人々は、捕囚先には神殿がありませんでしたから、外国の地でもっぱら「モーセの律法」の勉強をして、お祈りをしていたと思われます。そのための集会所として「会堂(シナゴーグ)」が造られたと思われます。ペルシア王キュロス(クロス)の人道的決定で、紀元前538年にエルサレムを中心とした土地に帰った人々は、捕囚時代に身につけた「モーセの律法」の勉強を継続し、さらに神殿を再建しようとしました。私たちが「ユダヤ教」と通常呼んでいるのは、この頃からのもので、「律法」と「神殿」を中心としたものです。そのはじめの成り立ちが、エズラ記、ネヘミヤ記に書いてあります。 新約聖書の背景を知る上でも、大切なところです。 エズラ記は歴代誌の続きです。 歴代誌、エズラ記、ネヘミヤ記はのちの一人の人によって書かれた全くの続きものです。 ですので、エズラ記1:2~4は、歴代誌下36:23を繰り返して話を続けます。 神は外国の王までも用いて、究極的な救いの歴史の出来事(イエス・キリストの十字架)へと導かれます。 エルサレムを中心とした土地に5万人の人々が帰って行きました。 「一族のかしらのある者たちは、エルサレムにある主の宮に着いたとき、それをもとの所に建てるために、神の宮のために自分から進んでささげ物をした。 こうして、祭司、レビ人、民のある者たち、歌うたい、門衛、宮に仕えるしもべたちは、自分たちのもとの町々に住みつき、すべてのイスラエル人は、自分たちのもとの町々に住みついた。」 (エズラ記2:68,70)

エレミヤはヨシヤのために哀歌を作った。

5月27日(火) 今日で歴代誌下が終わります。 お疲れ様でした。 今日は歴代誌下の34~36章を読みましょう。 ユダの王ヨシヤは、神殿修理の過程で、モーセを通して示された「主の律法の書」を発見しました。このモーセの律法に極めて忠実に応答したヨシヤ王の行為の結果、イスラエルにいるすべてのものが主に仕え、主に従う道から外れることがなくなりました。 しかし、その後に続くヨアハズ(エホアハズ)王、ヨヤキム(エホヤキム)王は主の前に悪を行い、ヨヤキン(エホヤキン)王は第一回バビロン捕囚となります。 ゼデキヤ王も罪に罪を重ねました。 そうして南王国ユダの人々は約50年間バビロンに抑留されました。その後、新バビロニヤ帝国はペルシア帝国に取って代わられ、ペルシア王キュロスは恩赦のようにして、ユダ(後の呼び名、ユダヤ)の人々を自分たちの土地に帰らせ、その後、彼らは属領の民として生きてゆきます。このままストーリーは次のエズラ記に続きます。 「エレミヤはヨシヤのために哀歌を作った。そして、男女の歌うたいはみな、今日に至るまで、彼らの哀歌の中でヨシヤのことを語り、これをイスラエルのために慣例としている。これらは哀歌にまさしくしるされている。ヨシヤのその他の業績、すなわち、主の律法にしるされているところに従った彼の忠実な行為、彼の業績は、最初から最後まで、イスラエルとユダの王たちの書にまさしくしるされている。」 (歴代誌下35:25~27)

私たちの神、主、私たちを助け、私たちの戦いを戦ってくださる方である。

5月27日(月) 今日は歴代誌下の30~33章を読みましょう。 ●ユダの王ヒゼキヤ→ヒゼキヤは全イスラエルで過越祭を祝うなど、父祖ダビデが行なった通りに、主の目にかなうことを行ないました。 さらに、宗教改革を行いました。 また、「ヒゼキヤのトンネル」という有名な仕事を成し遂げました。(歴代誌下32:30) ●ユダの王マナセ→ヒゼキヤの息子マナセは、信仰的な父とは打って変わり、数々の背信行為を行いました。 ●ユダの王アモン→マナセの子アモンも、主の前に悪を行いました。 「強くあれ。雄々しくあれ。アッシリヤの王に、彼とともにいるすべての大軍に、恐れをなしてはならない。おびえてはならない。彼とともにいる者よりも大いなる方が私たちとともにおられるからである。彼とともにいる者は肉の腕であり、私たちとともにおられる方は、私たちの神、主、私たちを助け、私たちの戦いを戦ってくださる方である。」民はユダの王ヒゼキヤのことばによって奮い立った。」 (歴代誌下32:7,8)

ヒゼキヤは言った。今、あなたがたは主に身をささげました。

5月26日(日) 今日は歴代誌下の26~29章を読みましょう。 ●ユダの王ウジヤ(アザルヤ)→五十二年間という長い治世の間に、信仰が年と共になくなってしまいました。 ●ユダの王ヨタム→町や城壁の工事をしました。 ●ユダの王アハズ→背信の道を突き進んだ王でした。 ●ユダの王ヒゼキヤ→ヒゼキヤは神殿の性別を開始し、祭司とレビ人の協力を得て、主の神殿における奉仕を復活しました。 「ヒゼキヤ王とつかさたちが、ダビデおよび先見者アサフのことばをもって主をほめたたえるようにレビ人に命じると、彼らは喜びつつほめたたえた。そして、一同はひざまずき、伏し拝んだ。そのようなことのあとで、ヒゼキヤは言った。『今、あなたがたは主に身をささげました。近寄って来て、感謝のいけにえを主の宮に携えて来なさい。』そこで集団は感謝のいけにえを携えて来た。心から進んでささげる者がみな、全焼のいけにえを携えて来た。」 (歴代誌下29:30,31)

ヨアシュは、祭司エホヤダの生きている間は、主の目にかなうことを行なった。

5月25日(土) 今日から聖書通読も第22週目に入ります。 しばらく厳しい山登りが続き、ちょっとした忍耐が必要ですね。 今日は歴代誌下の22~25章を読みましょう。 ●ユダの王アハズヤ→治世がわずか一年でした。 ●アタルヤ→アハズヤの死後、彼の母アルタヤによってユダ王国が六年間支   配されました。そして、エホヤダによってヨアシュに油を注がれ、即位が宣言されます。 ●ユダの王ヨアシュ→ヨアシュの治世の前半は、祭司エホヤダの影響下にあり、主の神殿の修復が進められ、祝福に満ちていました。しかし、祭司エホヤダの死を境として、ヨアシュの治世は暗転します。 ●ユダの王アマツヤ→アマツヤは高慢になり北イスラエルを挑発し、惨敗します。 「ヨアシュは、祭司エホヤダの生きている間は、主の目にかなうことを行なった。」 (歴代誌下24:2)

この戦いではあなたがたが戦うのではない。

5月24日(金) 今日は歴代誌下の20~21章を読みましょう。 ヨシャパテの祈りに、神は応答します。 「ヨシャパテは、主の宮にある新しい庭の前で、ユダとエルサレムの集団の中に立って、言った。『私たちの父祖の神、主よ。あなたは天におられる神であり、また、あなたはすべての異邦の王国を支配なさる方ではありませんか。あなたの御手には力があり、勢いがあります。だれも、あなたと対抗してもちこたえうる者はありません。私たちの神よ。あなたはこの地の住民をあなたの民イスラエルの前から追い払い、これをとこしえにあなたの友アブラハムのすえに賜わったのではありませんか。』」 (歴代誌下20:5~7) 「『この戦いではあなたがたが戦うのではない。しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる主の救いを見よ。ユダおよびエルサレムよ。恐れてはならない。気落ちしてはならない。あす、彼らに向かって出陣せよ。主はあなたがたとともにいる。』」 (歴代誌下20:17)

ヨシャパテが代わって王となり、イスラエルに対して勢力を増し加えた。

5月23日(木) 今日は歴代誌下の16~19章を読みましょう。 ユダの王、ヨシャパテ(ヨシャファト)は父祖ダビデがかつて歩んだ道を彼も歩み、バアルを求めず、先祖の神を求め、その戒めに従って歩んだので、主は彼と共におられ、王国を彼の手によって確立された。 そこで、彼の子ヨシャパテが代わって王となり、イスラエルに対して勢力を増し加えた。 (歴代誌下17:1) そこで、主は、王国を彼の手によって確立された。ユダの人々はみなヨシャパテに贈り物をささげた。彼には、富と誉れが豊かに与えられた。彼の心は主の道にいよいよ励み、彼はさらに、高き所とアシェラ像をユダから取り除いた。 (歴代誌下17:5-6)