ブログ – ページ 43 – 聖書検定協会公式サイト

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こうしてヤコブはそのすべての子孫といっしょにエジプトに来た。

2月21日(月) 松本零士さんの「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」はよく見てましたね。 隅田川には松本零士さんデザインの近未来的な遊覧船がいつも行き交っていました。 さてさて、今日は、創世記44章から47章を読みましょう。 ついに、ヨセフは父ヤコブ(イスラエル)をエジプトに呼び寄せました。 全ては、神のご計画であり、また神が共にいてくださいます。 「イスラエルは、彼に属するすべてのものといっしょに出発し、ベエル・シェバに来たとき、父イサクの神にいけにえをささげた。 神は、夜の幻の中でイスラエルに、「ヤコブよ、ヤコブよ」と言って呼ばれた。彼は答えた。「はい。ここにいます。」 すると仰せられた。「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下ることを恐れるな。わたしはそこで、あなたを大いなる国民にするから。  わたし自身があなたといっしょにエジプトに下り、また、わたし自身が必ずあなたを再び導き上る。ヨセフの手はあなたの目を閉じてくれるであろう。」 それから、ヤコブはベエル・シェバを立った。イスラエルの子らは、ヤコブを乗せるためにパロが送った車に、父ヤコブと自分たちの子や妻を乗せ、 また彼らは家畜とカナンの地で得た財産も持って行った。こうしてヤコブはそのすべての子孫といっしょにエジプトに来た。」 創世記46:1~6

ヨセフは弟なつかしさに胸が熱くなり、

2月20日(日) 中国に返還されるパンダ「シャンシャン」、本当にべっびんさんでした。見に行きたかったなー。 さて、今日は、創世記40章から43章を読みましょう。 ヨセフは夢を見たり、夢を解いたりする不思議な能力を持っていました。 そのため、ヨセフはエジプト王に見込まれ、エジプトの大臣にまで登りつめるのです。 やがて、カナンにも飢饉が襲い、ヨセフの兄弟はエジプトに食料の調達に来て、 そこで劇的な再会をするのです。 「ヨセフは目を上げ、同じ母の子である弟のベニヤミンを見て言った。『これがあなたがたが私に話した末の弟か。』そして言った。『わが子よ。神があなたを恵まれるように。』 ヨセフは弟なつかしさに胸が熱くなり、泣きたくなって、急いで奥の部屋に入って行って、そこで泣いた。」 創世記43:29,30

主がヨセフとともにおられたので

2月19日(日) 19日、関東では「春一番」となる可能性があるそうです。 お気をつけて! 今日は、創世記36章から39章を読みましょう。 ヨセフは兄弟の中でねたまれていました。 それは父ヤコブ(イスラエル)が彼の息子たちの誰よりもヨセフを愛し、父から特別な扱いを受けていたからです。(37:3,4) 最愛の妻ラケルの子だったからでしょうか。 ヨセフは兄たちによって、エジプトに売られ、不思議な巡り合わせで、父や兄弟をエジプトに呼び寄せます。 「なぜエジプトを脱出したか(出エジプト)」という物語に入る前に、「なぜエジプトに行ったか」が書いてあります。 「主がヨセフとともにおられたので、彼は幸運な人となり、そのエジプト人の主人の家にいた。 彼の主人は、主が彼とともにおられ、主が彼のすることすべてを成功させてくださるのを見た。」 創世記39:2,3

私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。

2月18日(土) 暖かいですね。 さて、今日は、創世記32章から35章を読みましょう。 ヤコブはずるく、性格的にも問題がありました。 しかし、ヤコブの良いところは、神を信じ、神の祝福を必死で求めました。 名前をイスラエルと改めるように言われました。 (「エル」は神、「イスラ」は争うという意味で、必死に神にすがるということでしょうか) 彼の12名の子供達は「イスラエルの子供達」と言われ、やがて、その子孫がイスラエルの民と呼ばれるようになりました。 「ヤコブはひとりだけ、あとに残った。すると、ある人が夜明けまで彼と格闘した。 ところが、その人は、ヤコブに勝てないのを見てとって、ヤコブのもものつがいを打ったので、その人と格闘しているうちに、ヤコブのもものつがいがはずれた。 するとその人は言った。『わたしを去らせよ。夜が明けるから。』しかし、ヤコブは答えた。『私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。』 その人は言った。『あなたの名は何というのか。』彼は答えた。『ヤコブです。』 その人は言った。『あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ。あなたは神と戦い、人と戦って、勝ったからだ。』」 創世記32章24~28

ヤコブは自分が枕にした石を取り、それを石の柱として立て、その上に油をそそいだ。

2月17日 (金) 今日から8週目に入ります。 今日は、創世記28章から31章を読みましょう。 ヤコブは不正な方法で「祝福」を受けてしまいました。 だまし、だまされ、愛し、働き、ヤコブは複雑な性格を持った世俗的な人でした。 四人の女性を妻にすることは、今の時代には考えられませんが、紀元前1800年頃の話です。(日本では縄文時代)ここに11名の子供が生まれました。後に一人産まれ、12名の子供が生まれました。妻も子供も財産と考えられていた時代です。 「ヤコブは眠りからさめて、『まことに主がこの所におられるのに、私はそれを知らなかった』と言った。 彼は恐れおののいて、また言った。『この場所は、なんとおそれおおいことだろう。こここそ神の家にほかならない。ここは天の門だ。』 翌朝早く、ヤコブは自分が枕にした石を取り、それを石の柱として立て、その上に油をそそいだ。」 創世記28:16~18

わたしはあなたの父アブラハムの神である。

2月16日(木) ご近所さんのお庭の梅がほころんで、1割くらい咲いていましたよ。 春はもうそこに! 今日は、創世記25章から27章を読みましょう。 アブラハムとその子たちが住み着いたところは、旧約聖書では、カナンの地(今のエルサレム付近のパレスチナ)と呼ばれているところです。 イサクの異母兄弟イシュマエルは、今のアラブの祖となったと言われますが、正確には多人種の混血であることは言うまでもありません。 旧約聖書は、子どもの中から一人だけにしぼって、「救い(祝福)の歴史」を継続させていきます。 「主はその夜、彼に現れて仰せられた。 『わたしはあなたの父アブラハムの神である。 恐れてはならない。 わたしがあなたとともにいる。 わたしはあなたを祝福し、あなたの子孫を増し加えよう。 わたしのしもべアブラハムのゆえに。』」 創世記26:24

あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように数多く増し加えよう。

2月15日(水) 今日は、創世記21章から24章を読みましょう。 24章は少々長いですが、「世界で最も美しい結婚物語」ですので、楽しく読めると思います。 さて、創世記の後半は、アブラハムの子イサクと孫のヤコブの物語です。 ヤコブ(イスラエル)とその子たちが、なぜエジプトに行くことになったかということが書いてあります。 人は罪人ですが、誠実な神は、アブラハムに対して立てられた「祝福の約束」を果たそうとします。 「わたしは確かにあなたを大いに祝福し、あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように数多く増し加えよう。そしてあなたの子孫は、その敵の門を勝ち取るであろう。 あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。あなたがわたしの声に聞き従ったからである。」 創世記22:17,18

あなたの名はアブラハムとなる。

2月14日( 火) 今日は、創世記17章から20章を読みましょう。 さて、旧約聖書の読み方を昨日も言いましたが、 旧約聖書の歴史は、ゆったりと流れる大河のごときです。 川幅も広く、はてしなく長く続いています。 読み終わった頃に、振り返って「ああ、この大河(旧約聖書)はこのようであったのだ!」 と分かればいいので、少しスピードアップで読んでください。 「わたしは、この、わたしの契約を あなたと結ぶ。 あなたは多くの国民の父となる。 あなたの名は、もう、アブラムと呼んではならない。 あなたの名はアブラハムとなる。 わたしが、あなたを多くの国民の 父とするからである。」 創世記17:4,5

彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。

2月13日(月) 今日は、創世記13章から16章を読みましょう。 アブラハムは、稀に見る信仰のあつい人でした。 古代の話が伝えられ、のちに書かれ、今に残っていますから、ところどころわかりにくい箇所があります。 それは、やむをえないことですから、あまり気にしないで読み進んでください。 「そして、彼を外に連れ出して仰せられた。『さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい。』さらに仰せられた。『あなたの子孫はこのようになる。』 彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。」 創世記15:5,6

地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。

2月12日(日) トルコ・シリア地震の被災地では、100時間以上が経過した今も、 がれきの中から生存者が多数救出されているそうです。 イスラエルの救助部隊はじめ各国の救助隊が協力し、成果を上げているそうです。 今日の聖日、特にこの被災地に想いを馳せ、主の癒しを祈りましょう。 さて、今日は、創世記9章から12章を読みましょう。 創世記の1章から11章までは、信仰的な歴史の記述です。 天地創造、人の創造、人の罪、さばく神と救う神などです。 アブラハムの登場から歴史的な事実の記述に入ります。 神はアブラハムを祝福し、人類を祝福する「約束の契約」を立てられました。 それは、最終的にはイエス・キリストの十字架によって完成します。 ここから、長い、長い「救い(祝福)にいたる歴史」が始まります。 「主はアブラムに仰せられた。 『あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。 そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。 あなたの名は祝福となる。 あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。 地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。』」 創世記12:1~3