ブログ – ページ 184 – 聖書検定協会公式サイト

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もしシロの娘たちが踊りに出て来たら、あなたがたはぶどう畑から出て、めいめい自分の妻をシロの娘たちのうちから捕え、ベニヤミンの地に行きなさい。

4月12日(金) 今日で、士師記が終わります。 今日は、20-21章を読みましょう。 ギブアにおけるベニヤミン族の蛮行とその処罰が綴られています。 全体に悲惨な記述が多く、イスラエル部族の采配も冴えなくて、 まさに「混乱の時代」という印象が強くなりました。 こうした混乱からイスラエルを救うには、王が必要であるという話に 繋げようとしています。 当時の社会的な事情がよくわからないので、理解しにくいですが、シロという街は、当時の信仰的な中心地であったのかもしれません。 「それから、彼らはベニヤミン族に命じて言った。『行って、ぶどう畑で待ち伏せして、見ていなさい。もしシロの娘たちが踊りに出て来たら、あなたがたはぶどう畑から出て、めいめい自分の妻をシロの娘たちのうちから捕え、ベニヤミンの地に行きなさい。』」 士師記21:20,21

そのころ、イスラエルには王がなかった。

4月11日(水) 昨日は寒かったですね。 震えました。 気温の寒暖差で体調を崩さないようにお気をつけください。 さて、今日は士師記17~19章まで読みましょう。 士師記17章から終わりの21章までは、士師の物語ではなく、宗教的な事柄に関するエピソードが出てきます。 ダン族の移動の経緯が書かれています。 当時の人々は、『それぞれが自分に正しいと思っていることを行なっていた』それは、当時のイスラエルには『王』がなかったからであると書かれています。 「そのころ、イスラエルには王がなかった。そのころ、ダン人の部族は、自分たちの住む相続地を求めていた。イスラエルの諸部族の中にあって、相続地はその時まで彼らに割り当てられていなかったからである。」 士師記 18:1

もし私の髪の毛がそり落とされたら、私の力は私から去り、私は弱くなり、普通の人のようになろう。

4月10日(水) 今日は士師記13~16章まで読みましょう。 サムソンの物語は、おそらく士師の中で一番有名で、今もなお多くの美術、文学、音楽、映画などとして愛されているのではないでしょうか。 当時(紀元前11世紀初期)ユダ地方のイスラエル人は、ペリシテ人の強い影響下にありました。 サムソン以外の11名の士師達は、民を率いて外敵と戦いましたが、サムソンは常にサムソン個人で戦っています。 敵に対しては超人のような力を発揮しますが、女性に対しては幼児のように弱くなります。女性を愛しては裏切られる孤独な英雄です。 「こうして、毎日彼女が同じことを言って、しきりにせがみ、責め立てたので、彼は死ぬほどつらかった。 それで、ついにサムソンは、自分の心をみな彼女に明かして言った。『私の頭には、かみそりが当てられたことがない。私は母の胎内にいるときから、神へのナジル人だからだ。もし私の髪の毛がそり落とされたら、私の力は私から去り、私は弱くなり、普通の人のようになろう。』」 士師記16:16,17

なんと、自分の娘が、タンバリンを鳴らし、踊りながら迎えに出て来ているではないか。

4月9日(火) 今日は士師記9~12章まで読みましょう。 今日の通読箇所には、次のような士師が出てきます。 (6)トラ 士師記10:1,2 (7)ヤイル 士師記10:3~5 (8)エフタ (エフタは動物の生贄ではなく、人を生贄として誓願を立てた。それがまさか自分の一人娘とは夢にも考えていなかった。)士師記11:1~12:7  (9)イブツァン 士師記12:8~15 (10)エロン 士師記12:8~15 (11)アブドン 士師記12:8~15 9章の「アビメレクの過ち」では、 アビメレクが自分の兄弟七十人を皆殺しにした時に、 難を逃れ一人生き残った末子、ヨタムは、寓話を持って人々に警告をします。それは、 木々がオリーブ、いちじく、ぶどうなどカナンの主要産物(申命記8:8)に向かって王になってほしいと頼みますが、自分本来の務めではないと断られ、やむなくいばらに頼むという寓話です。強烈な批判と警告です。 「エフタが、ミツパの自分の家に来たとき、なんと、自分の娘が、タンバリンを鳴らし、踊りながら迎えに出て来ているではないか。彼女はひとり子であって、エフタには彼女のほかに、男の子も女の子もなかった。」 士師記11:34

手で水をなめた三百人で、わたしはあなたがたを救い、ミデヤン人をあなたの手に渡す。

4月8日(月) 新学期が始まりましたね。 それぞれのスタートが神様の恵みに満ちた導きでありますよう、お祈りいたします。 今日は士師記5~8章まで読みましょう。 全部で12名の士師が登場します。 ある士師は詳しく長い物語ですが、ある士師は名前だけ記されています。 ご自分の聖書に12名の番号をつけてみてください。 昨日と今日の通読箇所の代表的な士師は、 (1)オテニエル(オトニエル) 士師3:7~11 (2)エフデ(エフド) 士師3:12~30 (3)シャムガル 士師3:31 (4)デボラとバラク(二人で1組)古い詩文のデボラの歌が出てきます。 士師4:1~5:31 (5)ギデオン(ヨシュアの子) ●弱虫ギデオンの召命 士師6:11 ●神と交渉するギデオン 士師6:36~40 ●わずか300人の精鋭で戦う 士師7:1~7 「そこで主はギデオンに仰せられた。『手で水をなめた三百人で、わたしはあなたがたを救い、ミデヤン人をあなたの手に渡す。残りの民はみな、それぞれ自分の家に帰らせよ。』そこで彼らは民の糧食と角笛を手に取った。こうして、ギデオンはイスラエル人をみな、それぞれ自分の天幕に送り返し、三百人の者だけを引き止めた。ミデヤン人の陣営は、彼から見て下の谷にあった。」 (士師記7:7,8)

そのとき、主はさばきつかさを起こして、彼らを略奪する者の手から救われた。

4月7日、日曜日 今日から聖書通読も第15週に入ります。 今日から士師記を読みましょう。また少し高い山に登り始めます。 士師というのは、唯一の神へのしっかりとした信仰を持ち、モーセの律法を正しく解釈でき、正義を守る指導者で、神からの召命を受けた人と思われます。イスラエルの全部族ではなく、ある限られた部族や地方の中で活躍したと思われます。 「そのとき、主はさばきつかさを起こして、彼らを略奪する者の手から救われた。 ところが、彼らはそのさばきつかさにも聞き従わず、ほかの神々を慕って淫行を行ない、それを拝み、彼らの先祖たちが主の命令に聞き従って歩んだ道から、またたくまにそれて、先祖たちのようには行なわなかった。主が彼らのためにさばきつかさを起こされる場合は、主はさばきつかさとともにおられ、そのさばきつかさの生きている間は、敵の手から彼らを救われた。これは、圧迫し、苦しめる者のために彼らがうめいたので、主があわれまれたからである。」 (士師記2:16~18)

私と私の家とは、主に仕える。

4月6日(土) 皆さま! 今日でヨシュア記が終わります。 22~24章まで読みましょう。 ヨシュアは、征服と土地配分が終って、改めて契約(それは神が民を祝福し、民が唯一の神のみを信じ従うこと)を確認しました。 その後、主のしもべ、ヌンの子ヨシュアは百十歳で死にます。 さて、皆さまは、「ヨシュア記」と「イエス・キリスト」にはどのような関係があるかを見つけましたか? ヨシュアは約束の地、先祖のカナンに、勝利して入りました。 イエスは十字架によって、死を滅ぼし、勝利して天国を与えてくださいました。 ヨシュア記そのものの中に、メシア預言を感じられたでしょうか? 「もしも主に仕えることがあなたがたの気に入らないなら、川の向こうにいたあなたがたの先祖たちが仕えた神々でも、今あなたがたが住んでいる地のエモリ人の神々でも、あなたがたが仕えようと思うものを、どれでも、きょう選ぶがよい。私と私の家とは、主に仕える。」 (ヨシュア記24:15)

主がイスラエルの家に約束されたすべての良いことは、一つもたがわず、みな実現した。

4月5日(金) 今日は、ヨシュア記19~21章を読みましょう。 カナンの土地配分の白地図を載せました。 出てきた定着部族名を見つけて、印をつけてみてください。 「こうして主は、イスラエルの先祖たちに与えると誓った地をすべて、イスラエルに与えられたので、彼らはそれを占領して、そこに住んだ。 主がイスラエルの家に約束されたすべての良いことは、一つもたがわず、みな実現した。」 (ヨシュア記21:43,45)

それが森であっても、切り開いて、その終わる所まで、あなたのものとしなければならない。

4月4日(木) 桜は長持ちして嬉しいのですが、寒暖の差が激しいので、 風邪などひかれないように、天気予報をよく見てくださいね。 今日は、ヨシュア記16~18章を読みましょう。 ところで、ヨシュアという名は、ヘブライ語の名前です。 これを新約聖書に書かれたギリシャ語に書き換えると「イエースース」すなわち、 私たちが日本語の聖書で訳している「イエス」になります。 では、次のことを考えながら、残りのヨシュア記を読んでみてください。 「過越の小羊の祭り」の時に、イエス・キリストは、その小羊のように十字架上で死にました。旧約聖書は時々、イエス・キリストを指し示すようなことが書いてあります。 「ヨシュア記」と「イエス・キリスト」にはどのような関係があると考えられますか? 想像しながら読んでみてください。 「するとヨシュアは、ヨセフ家の者、エフライムとマナセにこう言った。『あなたは数の多い民で、大きな力を持っている。あなたは、ただ一つのくじによる割り当て地だけを持っていてはならない。山地もあなたのものとしなければならない。それが森であっても、切り開いて、その終わる所まで、あなたのものとしなければならない。カナン人は鉄の戦車を持っていて、強いのだから、あなたは彼らを追い払わなければならないのだ。』」 (ヨシュア記17:17,18)

ヨシュアは年を重ねて老人になった。

4月3日(水) 新入学、新入社、新しいスタートの季節ですね。 これからの人生が主の祝福に満ちたものとなりますようにお祈りします。 今日は、ヨシュア記13~15章を読みましょう。 13章から始まる後半は、占領地の分割です。 聖書を読むときに、(お持ちの方は)第3級聖書検定公式テキストの第4項「ヨシュア記」(20ページ)のカナンの地図を参照にして下さい。 「ヨシュアは年を重ねて老人になった。主は彼に仰せられた。『あなたは年を重ね、老人になったが、まだ占領すべき地がたくさん残っている。』」 (ヨシュア記13:1)