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私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。

8月9日(月) 今日と明日は、哀歌を読みます。 今日は詩編41篇と、哀歌1~3章を読みましょう。 南王国ユダは、新バビロニア帝国のネブカドネザル王(ネブカドレツァル)によって攻撃され、紀元前586年に、エルサレムは破壊され、神殿も破壊されました。そして、多くのイスラエルの指導的な人々は、捕囚として連れて行かれました。荒涼と化したエルサレムに佇み、涙を流し、嘆き悲しむ歌をよみました。それが哀歌です。 全編、これ嘆きの歌です。しかも、日本語には翻訳しようもありませんが、各章とも(5章は除き)、ヘブライ語のアルファベット順の「いろは歌」になっているという、凝った内容になっています。 [私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ。それは朝ごとに新しい。「あなたの真実は力強い。主こそ、私の受ける分です。」と私のたましいは言う。それゆえ、私は主を待ち望む。] (哀歌3:22~24)

主の宮と王宮とエルサレムのすべての家を焼き、そのおもだった建物をことごとく火で焼いた。

8月8日(日) 今日で、エレミヤ書は終わりです。お疲れ様でした。 今日は詩編40篇と、エレミヤ書50~52章を読みましょう。 エレミヤは「嘆きの預言者」とか「泣く預言者」などと言われます。確かに彼は、人々に快く受け入れられなかった悲劇的な預言者でした。しかし、初めからそのようなレッテルを貼って読むと、全体的な理解を妨げることになるかもしれません。彼は、神が全能者であられ、世界の創造者、歴史を導かれる唯一の神であられることを預言しました。そして、彼の預言の正しさは、その後の歴史を通して証明されました。 私たちがエレミヤの預言を通して教えられることは、生涯を通して、唯一の神を信じる熱心な信仰ではないでしょうか。特に不幸な苦しい時にも神を信じて生きてゆく信仰ではないでしょうか。 [主の宮と王宮とエルサレムのすべての家を焼き、そのおもだった建物をことごとく火で焼いた。] (エレミヤ52:13)

諸国の民について、預言者エレミヤにあった主のことば。

8月7日(土) 今日は詩編39篇と、エレミヤ書46~49章を読みましょう。 46章から51章にわたっては、諸国民に対する預言が集められています。対象とされている国は九つの国や地域、民族です。 【46章】 エジプトに対する預言。 【47章】 ペリシテ人に向かって。 【48章】 モアブに向かって。 【49章】 アンモン人に向かって。 エドムに向かって。 ダマスコに向かって。 ケダルとハツォルの諸国に向かって。 【50~51章】 最後は、長大なバビロンとカルデア人の国に向かって。 [諸国の民について、預言者エレミヤにあった主のことば。] (エレミヤ46:1)

預言者エレミヤと、ネリヤの子バルクをも連れて、エジプトの国に行った。彼らは主の御声に聞き従わなかったのである。

8月6日(金) 今日は詩編38篇と、エレミヤ書42~45章を読みましょう。 ユダの地に残った人々のうち、一部の人々が無理にエレミヤを連れて、エジプトに行きました。 『エレミヤはすべての民に、彼らの神、主のことばを語り終えた。それは彼らの神、主が、このすべてのことばをもって彼を遣わされたものであった。すると、ホシャヤの子アザルヤと、カレアハの子ヨハナンと、高ぶった人たちはみな、エレミヤに告げて言った。「あなたは偽りを語っている。私たちの神、主は『エジプトに行って寄留してはならない。』と言わせるために、あなたを遣わされたのではない。ネリヤの子バルクが、あなたをそそのかして私たちに逆らわせ、私たちをカルデヤ人の手に渡して、私たちを死なせ、また、私たちをバビロンへ引いて行かせようとしているのだ。」カレアハの子ヨハナンと、すべての将校と、すべての民は、「ユダの国にとどまれ。」という主の御声に聞き従わなかった。そして、カレアハの子ヨハナンと、すべての将校は、散らされていた国々からユダの国に住むために帰っていたユダの残りの者すべてを、男も女も子どもも、王の娘も、それに、侍従長ネブザルアダンが、シャファンの子アヒカムの子ゲダルヤに託したすべての者、預言者エレミヤと、ネリヤの子バルクをも連れて、エジプトの国に行った。彼らは主の御声に聞き従わなかったのである。こうして、彼らはタフパヌヘスまで来た。』 (エレミヤ43:1~7) 「私を見捨てないでください。主よ。 わが神よ。私から遠く離れないでください。 急いで私を助けてください。 主よ。私の救いよ。」 (詩篇38:21,22)

バビロンの王ネブカデレザルは、その全軍勢を率いてエルサレムに攻めて来て、これを包囲した。ゼデキヤの第十一年、第四の月の九日に、町は破られた。

8月5日(木) オリンピックも後4日。 コロナの感染は急増。 週末には台風接近。 祈るばかりです。 今日は詩編37篇と、エレミヤ書38~41章を読みましょう。 エレミヤの預言通り、ついに南王国ユダは滅び、エルサレムは破壊されました。エレミヤは釈放されユダの地にとどまりました。 [ユダの王ゼデキヤの第九年、その第十の月に、バビロンの王ネブカデレザルは、その全軍勢を率いてエルサレムに攻めて来て、これを包囲した。ゼデキヤの第十一年、第四の月の九日に、町は破られた。] (エレミヤ39:1~2) [バビロンの王はリブラで、ゼデキヤの子たちをその目の前で虐殺し、またユダのおもだった人たちもみな虐殺し、ゼデキヤの両眼をえぐり出し、彼を青銅の足かせにつないで、バビロンに連れて行った。カルデヤ人は、王宮も民の家も火で焼き、エルサレムの城壁を取りこわした。侍従長ネブザルアダンは、町に残されていた残りの民と、王に降伏した投降者たちと、そのほかの残されていた民を、バビロンへ捕え移した。しかし侍従長ネブザルアダンは、何も持たない貧民の一部をユダの地に残し、その日、彼らにぶどう畑と畑を与えた。バビロンの王ネブカデレザルは、エレミヤについて、侍従長ネブザルアダンに次のように命じた。「彼を連れ出し、目をかけてやれ。何も悪いことをするな。ただ、彼があなたに語るとおりに、彼にせよ。」] (エレミヤ39:6~12)

エレミヤは丸天井の地下牢に入れられ、長い間そこにいた。

8月4日(水) 今日から聖書通読は32週に入ります。 暑さもピークですが、聖書通読難易度も今がピークです。 今日は詩編36篇と、エレミヤ書34~37章を読みましょう。 エレミヤは、若い時に預言者として召され、かなり高齢まで生きて使命を果たしました。彼がいつどこで死んだかは不明ですが、エジプトで天に召されたかも知れません。 動乱の時代に、最後の最後まで、神に与えられた言葉を語り通したエレミヤは、すごい預言者だったと思いませんか。神を信頼して生きるものは、たとえ国が滅んでも、神だけは残る、というような、唯一の全能の神への揺るぎない信仰を、神は私たちに求めておられます。 [首長たちはエレミヤに向かって激しく怒り、彼を打ちたたき、書記ヨナタンの家にある牢屋に入れた。そこを獄屋にしていたからである。エレミヤは丸天井の地下牢に入れられ、長い間そこにいた。] (エレミヤ37:15~16)

その日、わたしは、イスラエルの家とユダの家とに、新しい契約を結ぶ。

8月3日(火) 今日は詩編35篇と、エレミヤ書31~33章を読みましょう。 エレミヤ30-33章は、慰めと希望に満ち溢れた預言となっています。 回復の幻の預言を与えられる。 [おとめイスラエルよ。わたしは再びあなたを建て直し、あなたは建て直される。再びあなたはタンバリンで身を飾り、喜び笑う者たちの踊りの輪に出て行こう。] (エレミヤ31:4) また、新しい契約の預言を与えられる。 [見よ。その日が来る。――主の御告げ。――その日、わたしは、イスラエルの家とユダの家とに、新しい契約を結ぶ。] (エレミヤ31:31)

見よ。その日が来る。わたしは彼らをその先祖たちに与えた地に帰らせる。

8月2日(月) 今日は詩編34篇と、エレミヤ書28~30章を読みましょう。 南王国ユダの人々(イスラエル人)は、 必ずエルサレムに帰ってくることができると預言します。 これがエレミヤ書の一つの特徴です。 見よ。その日が来る。――主の御告げ。――その日、わたしは、 わたしの民イスラエルとユダの捕われ人を帰らせると、主は言う。 わたしは彼らをその先祖たちに与えた地に帰らせる。彼らはそれを所有する。」 (エレミヤ30:3) 見よ。わたしは彼らを北の国から連れ出し、 地の果てから彼らを集める。その中にはめしいも足なえも、 妊婦も産婦も共にいる。彼らは大集団をなして、ここに帰る。 (エレミヤ31:8)

この憤りのぶどう酒の杯をわたしの手から取り、わたしがあなたを遣わすすべての国々に、これを飲ませよ。

8月1日(日) 今日は詩編33篇と、エレミヤ書25~27章を読みましょう。 [まことにイスラエルの神、主は、私にこう仰せられた。「この憤りのぶどう酒の杯をわたしの手から取り、わたしがあなたを遣わすすべての国々に、これを飲ませよ。] (エレミヤ25:15) 「神の怒りのぶどう」すなわち神の審判の運命がどの国に臨むかというリストを記しています。まず、エルサレムとユダ、ついで、エジプト、ペリシテ、エドム、モアブ、アンモン、フェニキア、アラビア語族、エラム、メディアなどが主なところで、ついにシェシャク(バビロンを指す暗号)に及ぶ。

わたしは、良くするために彼らに目をかけて、彼らをこの国に帰らせ、彼らを建て直し、倒れないように植えて、もう引き抜かない。

7月31日(土) フェンシングも頑張りましたね。 陸上も楽しみ! とか言っている場合に、感染拡大!緊急事態宣言! どこまでも主を信じ、癒しを信じて参りましょう! 今日は詩編32篇と、エレミヤ書21~24章を読みましょう。 南王国ユダの人々は、バビロンに捕囚として連れて行かれても、また、帰ってくることができると預言し、バビロンと戦うことをしないで、むしろ捕囚となる事を勧めます。 [「イスラエルの神、主は、こう仰せられる。この良いいちじくのように、わたしは、この所からカルデヤ人の地に送ったユダの捕囚の民を良いものにしようと思う。わたしは、良くするために彼らに目をかけて、彼らをこの国に帰らせ、彼らを建て直し、倒れないように植えて、もう引き抜かない。] (エレミヤ24:5~6)