主は大きな魚を備えて、ヨナをのみこませた。ヨナは三日三晩、魚の腹の中にいた。
9月11日(日)
今日は、詩編72篇と、ヨナ書1~4章を、一気に全部読みましょう。
はじめに、巨大な魚に飲み込まれたヨナという預言者の一種の物語のようになった書です。
魚に飲み込まれた人が、果たして三日間も生きておられるのだろうかというような所など、
この物語そのものに興味を惹かれるかもしれません。これはそのような事実物語ではなく、
何かを語ろうとする預言書なのです。
バビロン捕囚中の苦しみの中で祈ると、神は祈りを聞いて助けてくださる。神は愛と哀れみに満ちた神です。
かつて自分たちを苦しめたアッシリア帝国の首都ニネベの人々が、神の裁きに会わず、
悔い改めたので救われました。(神はどのような人でも悔い改めるならば救います。
ヨナは、憎む敵が祝されたのを見て、不平を言いました。この物語が書かれた時代、
ユダヤ人は外国人と結婚を禁じたりして、外国人排除をしていました。それは間違っています。
これがヨナの預言です。神は全ての悔い改める人を救われます。
ヨナのメッセージは、イエス・キリストに近いです。
「主は大きな魚を備えて、ヨナをのみこませた。ヨナは三日三晩、魚の腹の中にいた。」
(ヨナ書1:17)