サウルは千を打ち、ダビデは万を打った。
4月17日(水)
今日は、サムエル記第一の17~19章を読みましょう。
今日の通読箇所の「ダビデとゴリヤテ」は、旧約聖書も有名な箇所の一つです。
子ども聖書絵本には必ず出てきますね。
よく知ってはいても、通読の流れの中で読むと体系的に捉えることができます。
「ダビデはペリシテ人に言った。『おまえは、剣と、槍と、投げ槍を持って、私に向かって来るが、私は、おまえがなぶったイスラエルの戦陣の神、万軍の主の御名によって、おまえに立ち向かうのだ。
きょう、主はおまえを私の手に渡される。私はおまえを打って、おまえの頭を胴体から離し、きょう、ペリシテ人の陣営のしかばねを、空の鳥、地の獣に与える。すべての国は、イスラエルに神がおられることを知るであろう。』」
サムエル記 第一17:45,46
人の心とは、複雑なものです。
ダビデが目覚ましい活躍をすればするほど、サウルの心には嫉妬心と恐怖心が噴き出してきます。
「女たちは、笑いながら、くり返してこう歌った。『サウルは千を打ち、ダビデは万を打った。』」
「サウルは、このことばを聞いて、非常に怒り、不満に思って言った。『ダビデには万を当て、私には千を当てた。彼にないのは王位だけだ。』」
サムエル記 第一18:7,8
「サウルはダビデを恐れた。主はダビデとともにおられ、サウルのところから去られたからである。」
サムエル記 第一18:12