ブログ – ページ 136 – 聖書検定協会公式サイト

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エレミヤは丸天井の地下牢に入れられ、長い間そこにいた。

8月3日(月) 今日から聖書通読は32週に入ります。 暑さもピークですが、聖書通読難易度も今がピークです。 今日は詩編36篇と、エレミヤ書34~37章を読みましょう。 エレミヤは、若い時に預言者として召され、かなり高齢まで生きて使命を果たしました。 彼がいつどこで死んだかは不明ですが、エジプトで天に召されたかも知れません。 動乱の時代に、最後の最後まで、神に与えられた言葉を語り通したエレミヤは、 すごい預言者だったと思いませんか。 神を信頼して生きるものは、たとえ国が滅んでも、神だけは残る、というような、 唯一の全能の神への揺るぎない信仰を、神は私たちに求めておられます。 「首長たちはエレミヤに向かって激しく怒り、彼を打ちたたき、 書記ヨナタンの家にある牢屋に入れた。 そこを獄屋にしていたからである。 エレミヤは丸天井の地下牢に入れられ、長い間そこにいた。」 (エレミヤ37:15~16)

その日、わたしは、イスラエルの家とユダの家とに、新しい契約を結ぶ。て直される。

8月2日(日) 今日は詩編35篇と、エレミヤ書31~33章を読みましょう。 エレミヤ30-33章は、慰めと希望に満ち溢れた預言となっています。 回復の幻の預言を与えられる。 おとめイスラエルよ。わたしは再びあなたを建て直し、あなたは建て直される。 再びあなたはタンバリンで身を飾り、喜び笑う者たちの踊りの輪に出て行こう。 (エレミヤ31:4) また、新しい契約の預言を与えられる。 見よ。その日が来る。――主の御告げ。――その日、わたしは、イスラエルの家とユダの家とに、新しい契約を結ぶ。 (エレミヤ31:31)

見よ。その日が来る。わたしは彼らをその先祖たちに与えた地に帰らせる。

8月1日(土) いつも感心しますが、 蝉が鳴き始めると梅雨が明けるのですね。 今日は詩編34篇と、エレミヤ書28~30章を読みましょう。 南王国ユダの人々(イスラエル人)は、 必ずエルサレムに帰ってくることができると預言します。 これがエレミヤ書の一つの特徴です。 見よ。その日が来る。――主の御告げ。――その日、わたしは、 わたしの民イスラエルとユダの捕われ人を帰らせると、主は言う。 わたしは彼らをその先祖たちに与えた地に帰らせる。彼らはそれを所有する。」 (エレミヤ30:3) 見よ。わたしは彼らを北の国から連れ出し、 地の果てから彼らを集める。その中にはめしいも足なえも、 妊婦も産婦も共にいる。彼らは大集団をなして、ここに帰る。 (エレミヤ31:8)

この憤りのぶどう酒の杯をわたしの手から取り、わたしがあなたを遣わすすべての国々に、これを飲ませよ。

7月31日(金) 今日は詩編33篇と、エレミヤ書25~27章を読みましょう。 [まことにイスラエルの神、主は、私にこう仰せられた。 「この憤りのぶどう酒の杯をわたしの手から取り、 わたしがあなたを遣わすすべての国々に、これを飲ませよ。] (エレミヤ25:15) 「神の怒りのぶどう」すなわち神の審判の運命がどの国に臨むかというリストを記しています。 まず、エルサレムとユダ、ついで、エジプト、ペリシテ、エドム、モアブ、アンモン、 フェニキア、アラビア語族、エラム、メディアなどが主なところで、 ついにシェシャク(バビロンを指す暗号)に及ぶ。

わたしは、良くするために彼らに目をかけて、彼らをこの国に帰らせ、彼らを建て直し、倒れないように植えて、もう引き抜かない。

7月30日(木) 今日は詩編32篇と、エレミヤ書21~24章を読みましょう。 南王国ユダの人々は、バビロンに捕囚として連れて行かれても、 また、帰ってくることができると預言し、バビロンと戦うことをしないで、 むしろ捕囚となる事を勧めます。 「イスラエルの神、主は、こう仰せられる。この良いいちじくのように、 わたしは、この所からカルデヤ人の地に送ったユダの捕囚の民を良いものにしようと思う。 わたしは、良くするために彼らに目をかけて、彼らをこの国に帰らせ、彼らを建て直し、 倒れないように植えて、もう引き抜かない。 (エレミヤ24:5~6)

主に信頼し、主を頼みとする者に祝福があるように。その人は、水のほとりに植わった木のように

7月19日(火) 昨日は、ここ築地で初蝉の声を聞きました。 今日は詩編31篇と、エレミヤ書17~20章を読みましょう。 主に信頼し、主を頼みとする者に祝福があるように。その人は、 水のほとりに植わった木のように、流れのほとりに根を伸ばし、 暑さが来ても暑さを知らず、葉は茂って、 日照りの年にも心配なく、いつまでも実をみのらせる。 (エレミヤ17:7~8) まことに主がこう仰せられる。 『見よ。わたしはあなたを、あなた自身とあなたの愛するすべての者への恐れとする。 彼らは、あなたの目の見る所で、敵の剣に倒れる。 また、わたしはユダの人全部をバビロンの王の手に渡す。 彼は彼らをバビロンへ引いて行き、剣で打ち殺す。 (エレミヤ20:4) バビロン(新バビロニア帝国のこと。 王はカルデヤ人ネブカドレツァル=ネブカドネザル)が攻めてきて、 南王国ユダの人々を捕囚として、バビロンに連れて行くと預言しました。 このような国民の心をくじくような預言をしたため、 エレミヤは自由を奪われ、一時的に拘留されました。 もちろんエレミヤは屈することなく神からの言葉を語り続けます。

イスラエルの子らを北の国や、彼らの散らされたすべての地方から上らせた主は生きておられる。

7月28日(火) 去年は、今頃の梅雨明けでした。 梅雨もコロナも早く明けて欲しいですね。 今日は詩編30篇と、エレミヤ書13~16章を読みましょう。 それゆえ、見よ、その日が来る。――主の御告げ。――その日にはもはや、 『イスラエルの子らをエジプトの国から上らせた主は生きておられる。』とは言わないで、 ただ『イスラエルの子らを北の国や、 彼らの散らされたすべての地方から上らせた主は生きておられる。』 と言うようになる。わたしは彼らの先祖に与えた彼らの土地に彼らを帰らせる。 (エレミヤ16:14~15) 16:14~15は捕囚からの解放からの預言です。 神がイスラエルに対してなされた最大のみわざ、 出エジプトの出来事は、親から子へと代々語り継がれて来ました。 しかし、その「出エジプト」より重要な出来事は 「北の国や、彼らの散らされたすべての地方から上らせた」 捕囚からの帰還で、子々孫々まで語り継がれることになります。 聖徒たちよ。主をほめ歌え。その聖なる御名に感謝せよ。 まことに、御怒りはつかの間、いのちは恩寵のうちにある。 夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。 (詩篇30:4~5)

主の御口が語られたことを告げ知らせることのできる者はだれか。

7月27日(月) 梅雨明けはいつになるでしょう? 7月に台風が来ないのは観測史上初だとか。 台風被害が無いのは嬉しい事ですが、 どうか平穏な気候であることを願います。 今日は詩編29篇と、エレミヤ書9~12章を読みましょう。 今日から聖書通読も第31週に入ります。 聖書通読難易度マップでは、今、最高峰の山に登っています。 エレミヤ、哀歌、エゼキエル、頑張りましょう! 南ユダの人々も、信仰を捨て、偶像神を拝んでいました。神は彼らを裁かれます。 知恵があって、これを悟ることのできる者はだれか。 主の御口が語られたことを告げ知らせることのできる者はだれか。 どうしてこの国は滅びたのか。どうして荒野のように焼き払われて、 通る人もないのか。主は仰せられる。 「彼らは、わたしが彼らの前に与えたわたしの律法を捨て、わたしの声に聞き従わず、 それに歩まず、彼らのかたくなな心のままに歩み、先祖たちが彼らに教えたバアルに従って歩んだ。」 それゆえ、イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。 「見よ。わたしは、この民に、苦よもぎを食べさせ、毒の水を飲ませる。 (エレミヤ9:12~15)

どうか、御民を救ってください。あなたのものである民を祝福してください。

7月26日(日) コロナの猛威から、 線状降水帯の滝のような雨から、 どうか救ってくださいますようお祈りします。 今日は詩編28篇と、エレミヤ書5~8章を読みましょう。 [ほむべきかな。主。まことに主は私の願いの声を聞かれた。 主は私の力、私の盾。私の心は主に拠り頼み、私は助けられた。 それゆえ私の心はこおどりして喜び、私は歌をもって、主に感謝しよう。 主は、彼らの力。主は、その油そそがれた者の、救いのとりで。 どうか、御民を救ってください。あなたのものである民を祝福してください。 どうか彼らの羊飼いとなって、いつまでも、彼らを携えて行ってください。] (詩篇28:6~9) 主はこう仰せられる。「見よ。一つの民が北の地から来る。 大きな国が地の果てから奮い立つ。 彼らは弓と投げ槍を堅く握り、残忍で、あわれみがない。 その声は海のようにとどろく。シオンの娘よ。 彼らは馬にまたがり、ひとりのように陣備えをして、あなたを攻める。」] (エレミヤ6:22~23) 北の国(アッシリアを滅ぼした、新しい国、バビロニア帝国)が攻めてくると預言します。

わたしは、あなたを胎内に形造る前から、あなたを知り、あなたが腹から出る前から、あなたを聖別し、あなたを国々への預言者と定めていた。

7月25日(土) 連休の中日ですね。 昨日は銀座もホコ天でした。 しかし人波は3割といったところでしょうか。 本当に1日でも早くコロナが終息するよう祈り続けます。 今日から、エレミヤ書に入ります。 今日は詩編27篇と、エレミヤ書1~4章を読みましょう。 エレミヤ書を読み続けていくと、気が重くなるほど次々と恐ろしいさばきが語られています。 王が立ち、王が倒れ、国が起こり、国が倒れます。 人々は神を捨て、一人エレミヤは嘆きます。 エレミヤは、最後の最後まで神から受けた言葉を語り続けます。 頑張って読み通してください。 1章には、エレミヤの召命が書かれています。 年代は紀元前625年のことです。 すでに北王国は滅び、もうじき南王国のユダ(首都エルサレム)も滅ぼされる頃です。 エレミヤは祭司の息子で、ただの「若者にすぎない」(1:6)者でした。 「わたしは、あなたを胎内に形造る前から、あなたを知り、 あなたが腹から出る前から、あなたを聖別し、あなたを国々への預言者と定めていた。」 そこで、私は言った。「ああ、神、主よ。ご覧のとおり、私はまだ若くて、どう語っていいかわかりません。」 すると、主は私に仰せられた。「まだ若い、と言うな。 わたしがあなたを遣わすどんな所へでも行き、わたしがあなたに命じるすべての事を語れ。 彼らの顔を恐れるな。わたしはあなたとともにいて、あなたを救い出すからだ。――主の御告げ。――」 (エレミヤ書1:5~8)