それはすべての栄光の上に、おおいとなり、仮庵となり、昼は暑さを避ける陰となり、あらしと雨を防ぐ避け所と隠れ家になるからだ。 – ブログ

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7月7日(水) 熱海の土石流、一刻も早い救出を願います。ご家族の方の心労を思うと心が張り裂けそうです。また、救出にあたる方々はコロナ禍と暑さと二次災害の中のお働きに、本当に頭が下がります。「主が、おおいとなり、仮庵となり、昼は暑さを避ける陰となり、あらしと雨を防ぐ避け所と隠れ家」となりますようにこころより祈ります。 今日からはイザヤ書が始まります。 今日は詩編8篇と、イザヤ書1~4章を読みましょう。 これから、旧約聖書第三部「預言書」に入ります。予言とは神の啓示を心に強く受けたり、夢や幻を見て、それを啓示と信じて語ることです。 これから始まる、イザヤ書、エレミヤ書、エゼキエル書は、どれを見ても長大なものです。細かい専門的なことについてまでわかろうとすることは困難ですので、予言書はこういうものなのかということがわかれば、それでいいと思います。 イザヤ書について(第一イザヤ) 歴史を学んだとき、イスラエルの国ができて、その国が分裂し、やがて滅んでいったことを学びました。そのような歴史の中で神のみ心を語り、宗教活動した人々が預言者です。 国は南北に分裂し、紀元前722年に、まず北王国イスラエルが、大国アッシリア帝国によって滅ぼされました。南王国ユダも攻撃を受けました。そんな時代に有力な宗教家が出ました。それがイザヤという預言者です。 読み始めるとすぐにわかりますが、順序だったストーリーの展開はありません。どんどん読み進み、だいたい、どのようなことを言おうかとしているのかを理解してください。 ただ、一つ知っているとよい知識は、南王国ユダは、北方のチグリス、ユーフラテス川流域のアッシリア帝国(のちにバビロニア帝国やペルシア帝国に取って代わられる)と、南方のナイル川流域のエジプトに挟まれて、常にどちらかの干渉を受けていたことです。 イザヤはどちらとも組まないで、神のみを信頼し、独立を守るようにしました。 「主が、さばきの霊と焼き尽くす霊によって、シオンの娘たちの汚れを洗い、エルサレムの血をその中からすすぎ清めるとき、主は、シオンの山のすべての場所とその会合の上に、昼は雲、夜は煙と燃える火の輝きを創造される。それはすべての栄光の上に、おおいとなり、仮庵となり、昼は暑さを避ける陰となり、あらしと雨を防ぐ避け所と隠れ家になるからだ。」(イザヤ4:4~6)

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