10月2日(金)
今日は、茨城県まで出張に出かけます。Go To トラベルが始まったので、
東京からも気兼ねなく行ける気がします。もちろん、マスクや手の消毒等に気をつけて!
さて、詩編96篇と、ルカの福音書5~6章を読みましょう。
「この後、イエスは出て行き、収税所にすわっているレビという取税人に目を留めて、
「わたしについて来なさい。」と言われた。するとレビは、何もかも捨て、立ち上がってイエスに従った。
そこでレビは、自分の家でイエスのために大ぶるまいをしたが、取税人たちや、ほかに大ぜいの人たちが食卓に着いていた。
すると、パリサイ人やその派の律法学者たちが、イエスの弟子たちに向かって、つぶやいて言った。
「なぜ、あなたがたは、取税人や罪人どもといっしょに飲み食いするのですか。」そこで、イエスは答えて言われた。
「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、
罪人を招いて、悔い改めさせるために来たのです。」
(ルカの福音書5:27~32)
取税人とは、ローマ帝国のために、あくどい方法で税を取り立てる人で、同じユダヤ人でありながら、宗教社会の一員とは認められませんでした。
そのような人の心の中はどんなでしょうか。イエスは、どんな人でもその人を地球より重い一人の人としてご覧になりました。
このような考えも、当時としては革命的な考えだったと思われます。
「それから、イエスは、彼らとともに山を下り、平らな所にお立ちになったが、
多くの弟子たちの群れや、ユダヤ全土、エルサレム、さてはツロやシドンの海べから来た大ぜいの民衆がそこにいた。
イエスの教えを聞き、また病気を直していただくために来た人々である。また、汚れた霊に悩まされていた人たちもいやされた。
群衆のだれもが何とかしてイエスにさわろうとしていた。大きな力がイエスから出て、すべての人をいやしたからである。」
(ルカの福音書6:17~19)
他の福音書と同じように、ルカによる福音書も、イエスが病人を癒したことをたくさん書いています。
今でもそうですが、当時としては病人はもっと可哀想な人々でした。神の子キリストに触れるだけで、病気という敵は直ちに退散しました。