8月27日(木)
学生さんは通学していますね。見かけたのは中学生ですが。
暑いのに本当にお疲れ様です。
しかしここ築地にもツクツクボウシが鳴き始めましたよ。
さて、今日でダニエル書は終わりです。
今日は詩編60篇と、ダニエル書9~12章を読みましょう。
一週間は七日ですが、これを七年と考えると、7×7=49で、49年となります。
この49年は、昔のバビロン捕囚の年数を表すと考えられます。
62週は62×7=434、この434年はその後の比較的安定した年月を表すと考えられます。
最後の一週は、七年。今のギリシアのアンティオコス・エピフィネス王による迫害の期間を表すと考えられます。
すなわち紀元前170年から164年の七年間です。
このように不思議な数字の掛け合わせで、迫害の期間は決して永遠ではなく、
限られており、迫害者は必ず滅ぼされることを言っています。
ダニエルは不思議な預言書です。
『あなたの民とあなたの聖なる都については、七十週が定められている。
それは、そむきをやめさせ、罪を終わらせ、咎を贖い、永遠の義をもたらし、
幻と預言とを確証し、至聖所に油をそそぐためである。
それゆえ、知れ。悟れ。引き揚げてエルサレムを再建せよ、
との命令が出てから、油そそがれた者、君主の来るまでが七週。
また六十二週の間、その苦しみの時代に再び広場とほりが建て直される。
その六十二週の後、油そそがれた者は断たれ、彼には何も残らない。
やがて来たるべき君主の民が町と聖所を破壊する。
その終わりには洪水が起こり、その終わりまで戦いが続いて、
荒廃が定められている。彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、
半週の間、いけにえとささげ物とをやめさせる。
荒らす忌むべき者が翼に現われる。
ついに、定められた絶滅が、荒らす者の上にふりかかる。」』
(ダニエル書9:24~27)