8月8日(土)
今日と明日は、哀歌を読みます。
今日は詩編41篇と、哀歌1~3章を読みましょう。
南王国ユダは、新バビロニア帝国のネブカドネザル王(ネブカドレツァル)によって攻撃され、
紀元前586年に、エルサレムは破壊され、神殿も破壊されました。
そして、多くのイスラエルの指導的な人々は、捕囚として連れて行かれました。
荒涼と化したエルサレムに佇み、涙を流し、嘆き悲しむ歌をよみました。
それが哀歌です。
全編、これ嘆きの歌です。
しかも、日本語には翻訳しようもありませんが、各章とも(5章は除き)、
ヘブライ語のアルファベット順の「いろは歌」になっているという、
凝った内容になっています。
『私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。
主のあわれみは尽きないからだ。それは朝ごとに新しい。
「あなたの真実は力強い。主こそ、私の受ける分です。」
と私のたましいは言う。
それゆえ、私は主を待ち望む。』
(哀歌3:22~24)