5月19日(火)
今日から、歴代誌下がはじまります。
歴代誌下は「上」の続きです。
そしてまっすぐエズラ記、ネヘミヤ記に続きます。すでに列王記で読んだことの繰り返しのような感じを受けるかもしれませんが、大きな違いがあります。南王国ユダのことだけで、北王国のことはほとんど出てきません。後々まで生き残った南王国の人が、これを書いているからです。
さて、この歴代誌下を読み終わる頃、私たちは非常に鮮烈に聖書の一つの教えを感じると思います。それは人間が作った宗教(偶像神)を決して受け入れてはならないということです。本当の神は唯一の聖書の神であり、これを熱心に信じることが本当の信仰であるということです。これは特に日本人への激しい挑戦であるように感じられるかもしれませんが、実は、太古の昔から、アダムの子孫(全人類)への挑戦でもありました。私たちはこの神に心からひれ伏すか、そうしないか、心に強く迫られます。そして、信仰の決心をするとき、私たちの前に祝福が開かれてきます。歴代誌は強いメッセージを持った書物です。
「さて、ダビデの子ソロモンは、ますます王権を強固にした。彼の神、主は彼とともにおられ、彼を並みはずれて偉大な者とされた。」
(歴代誌下1:1)