9月10日(土)
聖書通読は37週目を迎えました。
なんと!再来週からは新約聖書へと向かっていきます。
これまでの険しい山をいくつも越えて、今は以外と早く読み進めると思います。
今日は詩編71篇と、オバデヤ書1章を読みましょう。
オバデヤの名前は「主に仕える者」と言う意味です。
オバデヤ書は旧約で一番短い書です。
これは捕囚中の預言書です。
私たちは預言書と言うと、すぐ将来のことを〈予言〉する内容と思い込むかもしれません。そうではなく、
(1)過去のことを語る。
(2)未来のことの予言。
(3)現在のこと。
(4)神への祈り。
こういう四つのことが語られています。
オバデヤ書も過去のことと、未来のことが語られています。
内容はただ一点、エドムに関する非難とさばき。(エドムはヤコブの兄エサウの子孫です)
【(1)過去のことを語る】11節
バビロニア軍が南王国ユダを滅ぼした時にそれに手を貸した。
【(2)未来のことの予言】15節
エドムの人々は、必ず「主の日」(いつかわからないが主がさばかれる日)にさばかれる。
[救う者たちは、エサウの山をさばくために、シオンの山に上り、王権は主のものとなる。]
(オバデヤ書1:21)