9月26日(月)
今日は、詩編87篇と、マルコの福音書5~6章を読みましょう。
マルコの福音書は他の福音書に比べると「教え」が少なく、病人の癒しや奇跡が多く書かれています。
これはイエスが神の子キリストであることに重点を置いているからだと思われます。
●悪霊に取り憑かれた人をいやす
●十二年長血をわずらっている女性、イエスの着物に触れていやされる
●五千人の給食の奇跡
●湖の上を歩く
など
『ところで、十二年の間長血をわずらっている女がいた。
この女は多くの医者からひどいめに会わされて、自分の持ち物をみな使い果たしてしまったが、
何のかいもなく、かえって悪くなる一方であった。
彼女は、イエスのことを耳にして、群衆の中に紛れ込み、うしろから、イエスの着物にさわった。
「お着物にさわることでもできれば、きっと直る。」と考えていたからである。
すると、すぐに、血の源がかれて、ひどい痛みが直ったことを、からだに感じた。
イエスも、すぐに、自分のうちから力が外に出て行ったことに気づいて、群衆の中を振り向いて、
「だれがわたしの着物にさわったのですか。」と言われた。そこで弟子たちはイエスに言った。
「群衆があなたに押し迫っているのをご覧になっていて、それでも『だれがわたしにさわったのか。』とおっしゃるのですか。」
イエスは、それをした人を知ろうとして、見回しておられた。女は恐れおののき、自分の身に起こった事を知り、
イエスの前に出てひれ伏し、イエスに真実を余すところなく打ち明けた。そこで、イエスは彼女にこう言われた。
「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです。安心して帰りなさい。病気にかからず、すこやかでいなさい。」』
(マルコ5:25~34)