4月21日(金)
聖書通読は第17週に入りました。
今日は、サムエル記第一の26~28章を読みましょう。
サムエル記上には、二つの罪が書いてあります。
一つめの罪は、神でなく、王を求めた民の罪です。ひとたび設けられた王政にに対して、神はこれを認め、祝福して用いようとされました。
しかし、、のちの歴史を読むと明らかなように、やはり、多くの王が神に背きます。
もう一つの罪は、神に従わなかったサウルの罪です。
サウルは神の真意を願いますが、得られないとなって、ひじょうにあせり、禁止されている異教徒の霊媒の女性の口寄せに一縷の望みをかけます。
しかし、窮状を訴えるサウルに対して、サムエルは次のように答えます。
「サムエルは言った。『なぜ、私に尋ねるのか。主はあなたから去り、あなたの敵になられたのに。
主は、私を通して告げられたとおりのことをなさったのだ。主は、あなたの手から王位をはぎ取って、あなたの友ダビデに与えられた。
あなたは主の御声に聞き従わず、燃える御怒りをもってアマレクを罰しなかったからだ。それゆえ、主はきょう、このことをあなたにされたのだ。』」
サムエル記 第一28:16~18