4月18日(木)
今日は、サムエル記第一の20~22章を読みましょう。
サウルの息子ヨナタンはダビデの逃走に協力しました。
ヨナタンは、自分を愛するほどにダビデを愛していたからです。
やがて、ダビデはサウルから逃亡するために、「アドラム」という洞窟に逃れます。
そこは南部ユダの丘陵地帯に位置し、ペリシテの支配地との境界線辺りであったと思われます。
そのアドラムの洞窟に、家族ばかりか、困窮している者、負債のある者、四百人が集まり、ダビデは彼らの頭領になりました。
この隠れ家で、不満に満ちた者たちは、ダビデの指導の下、強い戦士たちへと成長していったと言われます。
また、このアドラムの洞窟で、たくさんの詩篇が生まれました。
「ダビデはそこを去って、アドラムのほら穴に避難した。彼の兄弟たちや、彼の父の家のみなの者が、これを聞いて、そのダビデのところに下って来た。
また、困窮している者、負債のある者、不満のある者たちもみな、彼のところに集まって来たので、ダビデは彼らの長となった。こうして、約四百人の者が彼とともにいるようになった。」
サムエル記 第一22:1,2