4月10日(月)
今日は士師記13~16章まで読みましょう。
サムソンの物語は、おそらく士師の中で一番有名で、今もなお多くの美術、文学、音楽、映画などとして愛されているのではないでしょうか。
当時(紀元前11世紀初期)ユダ地方のイスラエル人は、ペリシテ人の強い影響下にありました。
サムソン以外の11名の士師達は、民を率いて外敵と戦いましたが、サムソンは常にサムソン個人で戦っています。
敵に対しては超人のような力を発揮しますが、女性に対しては幼児のように弱くなります。女性を愛しては裏切られる孤独な英雄です。
「こうして、毎日彼女が同じことを言って、しきりにせがみ、責め立てたので、彼は死ぬほどつらかった。
それで、ついにサムソンは、自分の心をみな彼女に明かして言った。『私の頭には、かみそりが当てられたことがない。私は母の胎内にいるときから、神へのナジル人だからだ。もし私の髪の毛がそり落とされたら、私の力は私から去り、私は弱くなり、普通の人のようになろう。』」
士師記16:16,17