6月15日(木)
さて、今日はヨブ記22〜24章を読みましょう。
三人の友人がそれぞれ問いかけ、そのそれぞれにヨブが答えるという形式は崩れます。
ヨブの言葉の中に友人たちの主張と思われるものがあり、読み手は惑わされます。
呼ぶの雄弁な訴えを聞いたエリファズが登場し、ヨブが自分の非を認めるよう説得する。
エリファズは模範的な宗教家であり、教育者としてヨブの説得を行って来ました。
ヨブはもはや友人に直接答えるのではなく、独白になり、嘆きになり、激しさを増して強い願望の吐露となります。
「私の足は神の歩みにつき従い、神の道を守って、それなかった。私は神のくちびるの命令から離れず、私の定めよりも、御口のことばをたくわえた。しかし、みこころは一つである。だれがそれを翻すことができようか。神はこころの欲するところを行なわれる。神は、私について定めたことを、成し遂げられるからだ。このような多くの定めが神のうちにある。」
(ヨブ記23:11-14)