8月20日(木)
今日は詩編53篇と、エゼキエル書37~39章を読みましょう。
【枯れた骨の復活】
Ezekiel dry bones song (エゼキエルの枯れた骨の歌)
「エゼキエルの枯れた骨の歌」になるほど有名なこの預言を読むと、
ペンテコステの日、キリストの弟子たちが聖霊を受けて別人のように変わり、
新しくされた有様を連想しませんか。
事実、今でもペンテコステの日に、この歌を歌う教会もあります。
もちろんエゼキエルは、550年余りものちに起こるペンテコステの出来事を知るはずもありませんが、
この幻をエゼキエルにお見せになられた神は、遠い先のイエス・キリストを念頭に置いて示されたのだと思います。
【臨在の神への信仰】
エゼキエルは、神がイスラエルの民の只中に臨在しておられるという預言をします。
神の臨在はエゼキエルだけではなく、全聖書の教えているところですが、彼には特に強いように思われます。
【マゴクのゴク】
マゴクという地方のゴクという王が滅ぼされるという預言。これが何を指しているのか不明です。
イスラエルに対して、襲いかかる最後の敵を指しているようです。
あるいは、バビロンの滅亡を指しているのかもしれません。
『主は私に仰せられた。
「これらの骨に預言して言え。干からびた骨よ。主のことばを聞け。
神である主はこれらの骨にこう仰せられる。
見よ。わたしがおまえたちの中に息を吹き入れるので、おまえたちは生き返る。
わたしがおまえたちに筋をつけ、肉を生じさせ、皮膚でおおい、おまえたちの中に息を与え、
おまえたちが生き返るとき、おまえたちはわたしが主であることを知ろう。」』
(エゼキエル書 37:4~6)