こうしてヨシュアは、その地をことごとく取った。 – ブログ

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4月3日 今日は、ヨシュア記9~12章を読みましょう。 皆さま、ヨシュア記を読んで、どうかつまづかないようにしてください。 ヨシュア記は、平家物語のような一種の「戦記」です。 敵部族を、女も子どもも全て殺します。本当に神がこのように命じたのだろうかと思ってしまいます。  聖書は神のことが書いてありますが、これを書いたのは人間の手でした。 そこには誤解も生じたと思います。虐殺することが、神の考えだと早合点して、手段を選ばなかったのだとする説もあります。そして、それが神のお考えだと、確信して書き残したのが、ヨシュア記だと考える人もいます。  どこからこのような誤解が生じたのでしょうか。それは、カナン征服は神の約束であること、また、偶像神を拝む民は間違っており、滅ぼさなければならないと考えたのではないでしょうか。これは正しいことですが、この目的を達成しようとするあまり、手段を選ばなくなってしまったと考えるのです。「聖戦」のためには、何をしても構わない、という間違った考えに陥ったと思われます。難しい問題ですが、このような誤解も、包み隠さず書いてある「ヨシュア記」につまづかないで読んでください。 「こうしてヨシュアは、その地をことごとく取った。すべて主がモーセに告げたとおりであった。ヨシュアはこの地を、イスラエルの部族の割り当てにしたがって、相続地としてイスラエルに分け与えた。その地に戦争はやんだ。」 (ヨシュア記11:23)

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