4月20日(木)
今日は、サムエル記第一の23~25章を読みましょう。
サウルは、ダビデを討つために三千人の精鋭部隊を引き連れ、死海西岸のユダの町、エン・ゲディにやって来ます。そこで、サウルは用を足すために、ダビデやその部下の隠れている洞穴に入ってくるのです。
サウルの運命を掌中にしながらも、ダビデが手を下さなかったことで、両者の立場は逆転するという、印象的な場面を迎えます。
「ダビデがこのようにサウルに語り終えたとき、サウルは、『これはあなたの声なのか。わが子ダビデよ。』と言った。サウルは声をあげて泣いた。
そしてダビデに言った。『あなたは私より正しい。あなたは私に良くしてくれたのに、私はあなたに悪いしうちをした。』」
サムエル記 第一24:16,17