ブログ – ページ 66 – 聖書検定協会公式サイト

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あなたはなんと美しいことよ。なんと美しいことよ。

7月6日(水) 今日は詩編6篇と、雅歌4~6章を読みましょう。 【思いっきり恋人を愛している言葉】 「ああ、わが愛する者。あなたはなんと美しいことよ。なんと美しいことよ。あなたの目は、顔おおいのうしろで鳩のようだ。あなたの髪は、ギルアデの山から降りて来るやぎの群れのよう、あなたの歯は、洗い場から上って来て毛を刈られる雌羊の群れのようだ。それはみな、ふたごを産み、ふたごを産まないものは一頭もいない。あなたのくちびるは紅の糸。あなたの口は愛らしい。あなたの頬は、顔おおいのうしろにあって、ざくろの片割れのようだ。あなたの首は、兵器庫のために建てられたダビデのやぐらのようだ。その上には千の盾が掛けられていて、みな勇士の丸い小盾だ。あなたの二つの乳房は、ゆりの花の間で草を食べているふたごのかもしか、二頭の子鹿のようだ。」 (雅歌4:1~5)

あの方が私に口づけしてくださったらよいのに。

7月5日(火) 動きの遅い台風4号の長雨、豪雨に気をつけてください。無事を祈っています。 今日から雅歌に入ります。 今日は詩編5篇と、雅歌1~3章を読みましょう。 雅歌は率直な愛を表現している恋愛歌です。どうして、そのようなものが聖書の中に含まれているのでしょうか。男女の愛は純粋で、情熱的で、性的で、創造的で、喜びをもったものだからです。愛には献身、貞節、責任が求められます。神の愛、そして人の神に対する愛も、この歌の中に込められていると思います。 「あの方が私に口づけしてくださったらよいのに。あなたの愛はぶどう酒よりも快く、あなたの香油のかおりはかぐわしく、あなたの名は注がれる香油のよう。それで、おとめらはあなたを愛しています。私を引き寄せてください。私たちはあなたのあとから急いでまいります。王は私を奥の間に連れて行かれました。私たちはあなたによって楽しみ喜び、あなたの愛をぶどう酒にまさってほめたたえ、真心からあなたを愛しています。」 (雅歌1:2~4)

あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」と言う年月が近づく前に

7月4日(月) 今日は詩編4篇を読みましょう。 伝道者の書(コヘレトの言葉)は今日で最後です。10~12章を読みましょう。 やはり、人生で大切なものは最後には信仰なのではないでしょうか。 人生に悩み、苦しみ、空しさに襲われ、それでもなお神を語ります。 このようなニヒリズムに満ちた書が聖書に残されたゆえんです。 「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない。』と言う年月が近づく前に。」 (コヘ12:1) 「ちりはもとあった地に帰り、霊はこれを下さった神に帰る。」 (コヘ12:7)

いつもあなたは白い着物を着、頭には油を絶やしてはならない。

7月3日(日) 今日は詩編3篇と、伝道者の書(コヘレトの言葉)7~9章を読みましょう。 空しい人生ではありますが、そうかと言って、著者は信仰をなくしているわけではありません。 しかし、また人生の悩みと空しさに襲われます。 「悲しみは笑いにまさる。顔の曇りによって心は良くなる。」 (コヘ7:3) なんとニヒルな著者なのでしょうか。悲しみに打ちのめされると、かえって人間は心に安らぎを覚えるというのです。私たちもそういう一面があるかもしれません。 「順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ。これもあれも神のなさること。それは後の事を人にわからせないためである。」 (コヘ7:14) 「いつもあなたは白い着物を着、頭には油を絶やしてはならない。」 (コヘ9:8) 人生は空しいが、しかし、心に純白の着物を着て、なお生きてゆこう。きっとこの世の中にどんな矛盾があっても、それを見るにつけ空しい思いをさせられても、自分は神を信じて生きていこうとする真面目な人なのだと思います。

金銭を愛する者は金銭に満足しない。

7月2日(土) 節電でも、クーラーは付けましょうね。 目の眩むような半端ない暑さです。 さて、今日は詩編2篇と伝道者の書(コヘレトの言葉)4~6章を読みましょう。 伝道者(コヘレト)とはヘブル語で、「会衆の指導者」と言うような意味です。 日本語に訳すためのぴったりした言葉が見つけにくい言葉です。あえて意訳すれば「先生の教え」、あるいは「人生の先生の教え」とでも言えるでしょうか。知恵文学の一つです。 「金銭を愛する者は金銭に満足しない。富を愛する者は収益に満足しない。これもまた、むなしい。」 (コヘ5:10)

見なさい。ここにソロモンよりもまさった者がいるのです。

7月1日(金) 今日は海開きの海岸も多いでしょうね。 さて、今日で箴言も終わりです。 箴言の29~31章を読みましょう。 イエス・キリストは、ソロモンに勝る知恵を持った御方です。ですから、イエス・キリストの御教えに従って歩む時、人は最も賢く歩むことができます。これこそが人生の究極の成功の知恵です。そのイエス・キリストは、「神を愛し、隣人を愛すること」(マタイ22:34~40)を、最も大切なことと教えられました。 これは箴言の教えを一言でまとめたような言葉です。 「南の女王が、さばきのときに、今の時代の人々とともに立って、この人々を罪に定めます。なぜなら、彼女はソロモンの知恵を聞くために地の果てから来たからです。しかし、見なさい。ここにソロモンよりもまさった者がいるのです。」 (マタイ12:42)

正義は国を高め、罪は国民をはずかしめる。

6月30日(木) 今日は、箴言の26~28章を読みましょう。 【社会生活について】 老人を大切にし、若者にチャンスを与え、正しいものがかえりみられる社会が、結局私たち一人一人の幸せに通じます。 「正義は国を高め、罪は国民をはずかしめる。」 (箴言14:34) 「若い男の光栄は彼らの力。年寄りの飾りはそのしらが。」 (箴言20:29)

知恵のある女は自分の家を建て、愚かな女は自分の手でこれをこわす。

6月29日(水) 今日は、箴言の23~25章を読みましょう。 【男女の問題について】 これは男性に対する教えです。淫らな女性に気をつけ、しっかりとした女性を求めるように。 「私が私の家の窓の格子窓から見おろして、わきまえのない者たちを見ていると、若者のうちに、思慮に欠けたひとりの若い者のいるのを認めた。彼は女の家への曲がりかどに近い通りを過ぎ行き、女の家のほうに歩いて行った。それは、たそがれの、日の沈むころ、夜がふける、暗やみのころだった。すると、遊女の装いをした心にたくらみのある女が彼を迎えた。」 (箴言7:6~10) 「女はくどき続けて彼を惑わし、へつらいのくちびるで彼をいざなう。彼はほふり場に引かれる牛のように、愚か者を懲らしめるための足かせのように、ただちに女につき従い、ついには、矢が肝を射通し、鳥がわなに飛び込むように、自分のいのちがかかっているのを知らない。」 (箴言7:21~23) これは女性に対する教えです。家庭を大切にすることが人生の成功に通じます。男女ともに堅実な教訓を与えていると思います。 「知恵のある女は自分の家を建て、愚かな女は自分の手でこれをこわす。」 (箴言14:1)

あなたの水ためから、水を飲め。

6月27日(月) 今日は、箴言の15~18章を読みましょう。 【仕事に成功するために】 決して不正の利を求めず、正しい仕事をするとき、成功します。 「主は、よこしまな者を忌みきらい、直ぐな者と親しくされるからだ。」 (箴言3:32) 「自分のそむきの罪を隠す者は成功しない。それを告白して、それを捨てる者はあわれみを受ける。」 (箴言28:13) 勤勉であることが成功の秘訣であることは、昔も今も変わりません。 「あなたの水ためから、水を飲め。豊かな水をあなたの井戸から。」 (箴言5:15) 「無精者の手は人を貧乏にし、勤勉な者の手は人を富ます。」 (箴言10:4) 「勤勉な人の計画は利益をもたらし、すべてあわてる者は欠損を招くだけだ。」 (箴言21:5)

正しい者は若葉のように芽を出す。

6月26日(日) 今日は、箴言の11~14章を読みましょう。 【金銭について】 勤勉に働いてお金を稼ぐことは大切ですし、お金を儲けることを決して悪いことだと言っているわけではありません。神に信頼することを忘れるとどうしてもお金を頼りにすることになります。いくら貯めると安心でしょうか。信頼を宝とすることを教えています。 「自分の富に拠り頼む者は倒れる。しかし正しい者は若葉のように芽を出す。」 (箴言11:28) 「正義によって得たわずかなものは、不正によって得た多くの収穫にまさる。」 (箴言16:8) 「富を得ようと苦労してはならない。自分の悟りによって、これをやめよ。」 (箴言23:4)