3月28日(木)
今日は、申命記24~27章を読みましょう。
26章には、美しい信仰告白的な祈りの文章があります。
「私の父は、さすらいのアラム人でしたが、わずかな人数を連れてエジプトに下り、そこに寄留しました。しかし、そこで、大きくて強い、人数の多い国民になりました。エジプト人は、私たちを虐待し、苦しめ、私たちに過酷な労働を課しました。私たちが、私たちの父祖の神、主に叫びますと、主は私たちの声を聞き、私たちの窮状と労苦と圧迫をご覧になりました。そこで、主は力強い御手と、伸べられた腕と、恐ろしい力と、しるしと、不思議とをもって、私たちをエジプトから連れ出し、この所に導き入れ、乳と蜜の流れる地、この地を私たちに下さいました。今、ここに私は、主、あなたが私に与えられた地の産物の初物を持ってまいりました。」
(申命記26:5~10)
また、申命記独特のものとして、次の文章があります。
「脱穀をしている牛にくつこを掛けてはならない。」
(申命記25:4)
これは、脱穀する牛への配慮を教えた規定ですが、パウロはこの規定を主の働き人に適応し、「複音を宣べ伝えるものが、福音の働きから生活の支えを得るように主が定めておられる。」と説明しています。
「聖書に『穀物をこなしている牛に、くつこを掛けてはいけない。』また、『働き手が報酬を受けることは当然である。』と言われているからです。」
(1テモテ5:18)