7月31日(火)
異例のコースを辿った台風12号は各地に影響を及ぼしました。小田原では高波に15台の車が呑まれました。その中には高齢の急病者とその家族を搬送中の救急車も含まれていました。3メートルを越す高波に襲われた時に救急隊員がとった行動は、救急車から家族をおろし、隊員とロープで繋ぎ、さらにその先をフェンスに繋ぎ止め、次々と襲う高波をしのいだそうです。
この機転によりその家族たちは九死に一生を得て、急病者も担架で運ばれ無事だったそうです。
一秒をも争うことだったと思います。その素晴らしい判断力、その忠実な使命に感動します。私たちも神様の強く太い命のロープに繋がれて、日々生きていけることに感謝します。
今日は詩編31篇と、エレミヤ書17~20章を読みましょう。
[主に信頼し、主を頼みとする者に祝福があるように。その人は、水のほとりに植わった木のように、流れのほとりに根を伸ばし、暑さが来ても暑さを知らず、葉は茂って、日照りの年にも心配なく、いつまでも実をみのらせる。]
(エレミヤ17:7~8)
[まことに主がこう仰せられる。『見よ。わたしはあなたを、あなた自身とあなたの愛するすべての者への恐れとする。彼らは、あなたの目の見る所で、敵の剣に倒れる。また、わたしはユダの人全部をバビロンの王の手に渡す。彼は彼らをバビロンへ引いて行き、剣で打ち殺す。]
(エレミヤ20:4)
バビロン(新バビロニア帝国のこと。王はカルデヤ人ネブカドレツァル=ネブカドネザル)が攻めてきて、南王国ユダの人々を捕囚として、バビロンに連れて行くと預言しました。このような国民の心をくじくような預言をしたため、エレミヤは自由を奪われ、一時的に拘留されました。もちろんエレミヤは屈することなく神からの言葉を語り続けます。