10月20日(日)
今週はコリント人への手紙第一(コリント信徒への手紙一)を読みましょう。
今日は、詩編113篇と、コリント人への手紙 第一の1~2章を読みましょう。
[ところで、私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。それは、恵みによって神から私たちに賜わったものを、私たちが知るためです。]
(1コリ2:12)
パウロの伝える信仰は霊的な信仰です。すなわち、聖霊が私たちに強く働きかけていることを信じ、聖霊の導きに従って生きる信仰です。
[いったい、人の心のことは、その人のうちにある霊のほかに、だれが知っているでしょう。同じように、神のみこころのことは、神の御霊のほかにはだれも知りません。]
(1コリ2:11)
神が霊であっても人間の中に霊がなければ、神の霊を知ることはできません。
パウロは人間が体と知恵と心を持っただけのものではなく、霊を内に秘めていることを当然のことと考えています。
人は自らの内にある霊によって、神の霊(聖霊)を受けることができます。
[生まれながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れません。それらは彼には愚かなことだからです。また、それを悟ることができません。なぜなら、御霊のことは御霊によってわきまえるものだからです。]
(1コリ2:14)
生まれながらに罪を持っている人は、神を知ることは出来ません。仮に神を信じたとしても、本当の神では無く偶像を作ってしまいます。ですから、生まれながらの人間は聖霊のことがわかりません。しかし、イエス・キリストを信じる人は、必ず聖霊が働きかけているからこそ、イエス・キリストを信じることができたのであって、霊的なものに目覚めてゆきます。イエス・キリストを信じる人は、本当の神を信じる人であり、聖霊を信じる人です。そこに達しない人を、ここでは生まれながらの自然の人と言っています。