12月15日(日)
今日からヨハネの黙示録に入ります。
いよいよ今年も残すところあと2週!
今日はヨハネの黙示録1章を読みましょう。
著者はパトモス島に流刑にされていたヨハネです。
黙示とは、今までに隠されていた神の教えが、不思議な方法で示されることです。
[イエス・キリストの黙示。これは、すぐに起こるはずの事をそのしもべたちに示すため、神がキリストにお与えになったものである。そしてキリストは、その御使いを遣わして、これをしもべヨハネにお告げになった。ヨハネは、神のことばとイエス・キリストのあかし、すなわち、彼の見たすべての事をあかしした。]
黙1:2,3
話の大筋は、
迫害を受けてパトモス島に流刑になっていたヨハネが、幻のうちに神の国を見せてもらいます。さらに次々と将来起こることも見せてもらいます。しかし、それらは不思議な幻で語られますので、実際には何を言おうとしているのかわかりにくいものです。いろいろな幻は主に、地上における神の裁きを暗示していて、恐ろしい内容です。しかし、その間におけるクリスチャンたちの勝利の幻も出てきます。悪魔は次々と人類を苦しめてクリスチャンを迫害します。悪魔は簡単には滅びないのですが、最後には神によって滅ぼされます。そして、すでに死んでいる人々も、地上に生きている人々も、最後の審判を受けます。そして、今までとは違う別の新世界が出現します。
【区分】
(1)第1章…幻を見たときの様子
(2)第2章と3章…現在の教会の様子
(3) 第4章~22章…今後起ころうとしていることの幻
〔七つの教会へ〕黙1:11
「七つの教会」とは「全ての教会」という意味です。
「7」「12」や、その倍数は完全数で良いものを表します。
その半分、例えば「3.5」や「1260日」(約3年半)は悪い数字を表します。
[その声はこう言った。「あなたの見ることを巻き物にしるして、七つの教会、すなわち、エペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、フィラデルフィヤ、ラオデキヤに送りなさい。」]