5月1日
風薫る五月になりました。新緑が眩しく、薔薇があちこちに咲き乱れていますね。
良い季節ですね。
今日は、列王記上5~8章を読みましょう。
ソロモンは二つの良いことを成しました。
一つは、ソロモンの知恵です。(昨日の通読箇所)
あと一つは、神殿を建てたことです。
神殿は、間口が9メートル、奥行きが約27メートル、高さが約13.5メートルの長方形の建物です。それほど大きな建物ではありませんが、当時としては、たいへんなものでした。原型は、もちろん幕屋でした。内部は内陣(至聖所)と外陣の二つに分かれていました。典型的な教会堂の構成に似ています。「ソロモンの神殿」は、これらに、立派な玄関部分が付加されていました。もっとも大切な部分は、もちろん内陣(至聖所)でした。そこに神がおられるという意味ではありませんでいた。神の作られた宇宙の縮図が、一つの家の形をとって現れたようなものでした。神はどこにでもご臨在しておられますが、そのしるしが神殿でした。
「そのとき、ソロモンに次のような主のことばがあった。
『あなたが建てているこの神殿については、もし、あなたがわたしのおきてに歩み、わたしの定めを行ない、わたしのすべての命令を守り、これによって歩むなら、わたしがあなたの父ダビデにあなたについて約束したことを成就しよう。
わたしはイスラエルの子らのただ中に住み、わたしの民イスラエルを捨てることはしない。』」
列王記上6:11~13