7月9日(月)
今日も引き続き、九州・中国・四国・近畿・中部・北陸地方の大雨の甚大な被害を受けられた方、また、まだ救助をお待ちの方、速やかに安全が確保されますように、
こころよりお祈りいたします。
今日は詩編9篇と、イザヤ書5~8章を読みましょう。
イザヤは南王国ユダに第9代のウジヤから第12代の王ヒゼキヤの時代にわたって活動しました。だいたい紀元前740年頃から700年後まで、約40〜50年間になります。北王国滅亡が紀元前722年ですから、ちょうど前後ということで大変難しい時代であったことがわかります。南王国ユダはアッシリアの猛攻の前に全土が敵の手に落ちましたが、城壁に囲まれたエルサレムだけは持ちこたえました。突然アッシリアは国内事情のために撤退し、奇跡的に滅亡をまぬがれました。
イザヤは神殿で仕えていた祭司でした。ある日神殿の中で不思議な体験をして預言者とされました。そのことを回想してここに書いています。「神の聖さ」がイザヤの信仰の中で特に強調されます。また、神が栄光に輝く神であることも強調しました。
「すると、私のもとに、セラフィムのひとりが飛んで来たが、その手には、祭壇の上から火ばさみで取った燃えさかる炭があった。彼は、私の口に触れて言った。『見よ。これがあなたのくちびるに触れたので、あなたの不義は取り去られ、あなたの罪も贖われた。』私は、『だれを遣わそう。だれが、われわれのために行くだろう。』と言っておられる主の声を聞いたので、言った。『ここに、私がおります。私を遣わしてください。』」
(イザヤ6:6~8)