3月12日(木)
今日から、民数記に入ります。
今日は1〜4章を読みましょう。

「民数記」はむしろ「荒野旅行記」と呼んだ方が、内容をよく表した書名だと思われます。しかし、1章と26章に民の人数を調査しているところから「民数記」と名づけられました。
エジプトを脱出したイスラエルの民が荒れ野で四十年を過ごしたのち、ヨルダン東岸に至るまでの歴史を述べる書です。

「人々がエジプトの国を出て二年目の第二月の一日に、主はシナイの荒野の会見の天幕でモーセに告げて仰せられた。『イスラエル人の全会衆を、氏族ごとに父祖の家ごとに調べ、すべての男子の名をひとりひとり数えて人口調査をせよ。』」
民数記1:1,2
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3月11日(水)
コロナウィルスから守られますようお祈りします。

3.11が私たちにとって、特別な日となって9年目が来ました。
あの日、あの時、それぞれの場所で、それぞれの恐怖体験をしたと思います。
東北の皆さまはじめ、震災を受けた皆さまが、主の癒しと助けと恵みの御手で包まれますようにお祈りいたます。

今日は、レビ記25~27章を読みましょう。
この「第三モーセの書」と言われるレビ記も今日で終わりです。
お疲れ様でした。

しかし、前にも言ったようにモーセ五書(創、出、レビ、民、申)は、ひとつづきの書として読みましょう。なので、まだまだ続く…(汗)です。

「安息の年」は七年に一度の休耕をし、
「ヨベルの年」は七を七倍した四十九年を経過した次の年、すなわち五十年目に守られ、雄羊の角(ヨーベル)を吹いて告知した事に由来します。
安息の年はその前年(四十九年目)であったので、収穫できない年が二年も続きます。
しかし、その前年に三年分の収穫が与えられる祝福がなされます。(25:21)

「あなたがたは、わたしのおきてを行ない、わたしの定めを守らなければならない。それを行ないなさい。安らかにその地に住みなさい。
その地が実を結ぶなら、あなたがたは満ち足りるまで食べ、安らかにそこに住むことができる。
わたしは、六年目に、あなたがたのため、わたしの祝福を命じ、三年間のための収穫を生じさせる。」
レビ記25:18,19,21
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3月10日(火)

今日は、レビ記22~24章を読みましょう。

「モーセ律法」は現在でも守られるべきでしょうか。
イエス・キリストはマタイ5:17~20(ガラテヤ3:24,25)で、律法は捨てないように教えています。

隣人を愛すること(レビ19:18)
貧しい者らのために収穫の落ち穂を残しておくように(レビ 23:22)
などは、神のあわれみを示し、隣人への愛を表す律法です。

「あなたがたの土地の収穫を刈り入れるとき、あなたは刈るときに、畑の隅まで刈ってはならない。あなたの収穫の落ち穂も集めてはならない。貧しい者と在留異国人のために、それらを残しておかなければならない。わたしはあなたがたの神、主である。」
レビ記 23:22

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3月9日(月)
今日は、レビ記18~21章を読みましょう。

【神に関する律法】
①ほかの神を信じてはならない。(出エ20:3)
②偶像を造ってはならない。(神が最も嫌う行為)(出エ20:4、レビ19:4)
③霊媒や口寄せにたよってはならない。(レビ19:31)
④神を愛しなさい。(申6:5)
⑤神に仕えなさい。(申6:13)

人が造られる前に、まず神がいました。この神はひとりです。人が神を造ってはなりません。これは、文句なく第一の律法となりました。少しでもこの大原則をくずすものは排除されました。いかなる言い訳も、小さな妥協も許されませんでした。

「霊媒を訪れたり、口寄せを尋ねたりして、汚れを受けてはならない。わたしはあなたたちの神、主である。」
レビ19:31

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3月8日(日)
今日は、レビ記15~17章を読みましょう。(3章です。)

第七の月の十日(16:29)、この日にはイスラエルのすべての罪と汚れが赦される「贖罪」の儀式が行われます。
この贖いの儀式が、レビ記全体の中心であることを知れば、11〜15章における「汚れ」は最終的には贖われるためにあったのだ、という見方ができますね。

「以下のことはあなたがたに、永遠のおきてとなる。第七の月の十日には、あなたがたは身を戒めなければならない。この国に生まれた者も、あなたがたの中の在留異国人も、どんな仕事もしてはならない。
なぜなら、この日に、あなたがたをきよめるために、あなたがたの贖いがなされるからである。あなたがたは、主の前でそのすべての罪からきよめられるのである。」
レビ記16:29,30

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